2015年2月22日日曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年2月20日)

 新興国通貨は対ドルでマチマチ。原油先物価格は底堅く推移したものの、低下していた米債利回りが持ち直したことが新興国通貨の重石となった。

 MXNは対ドルで0.2%の下落。第4四半期のメキシコGDPは前年比2.6%増と市場予想通り前期から小幅加速。建設業や製造業が成長率をけん引したが、一方でサービス業の多くは低迷を続けた。

 COPは対ドルで0.5%の下落。12月のコロンビア貿易収支は14.5憶ドルの赤字と赤字額が市場予想を上回り、1995年の統計開始以来最大を記録。輸出が前年比28.5%減と大きく落ち込んだのが響いた。コロンビア中銀は市場予想通り政策金利を4.50%で据え置き。同中銀のウリベ総裁はインフレ期待は3%近辺にあるものの、COP安が部分的かつ一時的にインフレに影響しているとの見方を示した。一方、同国カルデナス財務相はインフレは管理された状態にあると発言した。

 PENは対ドルで小幅下落。第4四半期のペルーGDPは前年比1.0%増と市場予想や前期を下回り、プラス成長に転じた2009年第4四半期以降最も低い伸びを記録。ただ前期比では1.1%増と前期から加速した。製造業が前期比2.0%減と4期連続のマイナスとなったことが響いた。

 RUBは対ドルで0.3%の下落。ムーディーズはロシア債格付けを「Ba1」へと投機的水準に格下げ。見通しを「ネガティブ」とした。同社は原油価格やルーブル相場が今年に入ってから幾分回復しているものの、インフレや信頼感、成長への影響は続く公算が大きいとの見通しを示した。

よい週末をお過ごしください。

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