2015年2月24日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2015年2月23日)

 2月23日のロンドン市場はユーロが下落基調で推移。ユーロドルは1.13ドル台後半から1.13ドルちょうど近辺に下落した。2月のドイツIFO企業景況感は106.8と前月とほぼ変わらず、市場予想を下振れ。ギリシャ政府の支援プログラム延長合意に対しギリシャ与党内の左派陣営から緊縮策の放棄という選挙公約に違反しているとの批判が出ているとの報道もあり、ユーロは売りの動きが続いた。

 ドル円は取引中盤までに119円ちょうど近辺から119円台前半に下落したが、後半は上げ幅を縮め、取引終盤は119円ちょうど近辺での推移。米債利回りが小幅高となったものの、日経平均先物は日中終値からほぼ変わらず。イエレン議長の議会証言を前に様子見姿勢が強かった。


 NY市場はドルが軟調に推移した。小高く推移していた米債利回りが低下に転ずると、ドル円も上値が重くなる動き。1月のシカゴ連銀全米活動指数が0.13と市場予想を下回ると、ドル円は119円割れとなった。取引中盤に発表された1月の米中古住宅販売件数は482万戸と市場予想を下振れ。その後発表された2月のダラス連銀製造業活動指数は-11.2と市場予想を大きく下回り、2013年4月以来の落ち込みとなると、ドル円は119円手前で膠着。取引後半は同水準でのもみ合いとなった。

 ユーロドルは1.13ドルちょうど近辺から取引中盤には1.13ドル台後半に上昇。ただ取引後半は1.13ドル台前半での推移となった。ギリシャ政府による改革表提出待ちの様相が強かったが、一部メディアはギリシャ政府による改革表の提出は24日朝に延期と報道。その後、ギリシャ政府が提出延期をユーログループと合意したと発表すると、ユーロは軟調な動きとなった。

 本日予定されているイエレン議長の米上院証言の内容を見極めたいとの思惑が強いようでドル円は膠着感が強い。本日東京市場でも値動きに乏しい展開となりそうだ。一方、ユーロは日本時間の本日午後とされるギリシャ政府による改革表の提出まで様子見姿勢が強まると予想される。アジア通貨は米債利回りの低下を受けて対ドルで底堅い動きが見込まれる。

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