2015年4月15日水曜日

為替レートは2つある~買値と売値(1)

 2つの通貨を交換する取引(外国為替取引)では、なんらかの通貨を受け取る場合、必ず別のもう一つの通貨を渡すことになります。このやり取りを為替市場では「売買」と言い、通貨を受け取ることを「買う」とし、もう一つの通貨を渡すことを「売る」と言います。

 外国為替取引における売買を考えているうちに頭が混乱する方は、2つの通貨のうち、どちらか1つだけに神経を集中させ、買うのか売るのかを考えるといいでしょう。ある通貨(Aとします)を買うのか売るのかが決まれば、別のもう一つの通貨(Bとします)は必ず反対(Aを買うのであればBは売ること、Aを売るのであればBは買うこと)になり、もう一つの通貨のことを考える必要がなくなります。

 為替市場では、通貨を買う時の値段(買値・かいね)と、売る時の値段(売値・うりね)が同時に示されます。買値のことはビッド(BID)、売値のことはオファー(OFFER)と呼ばれることもあります。たとえば、

ドル円:120円10-15銭

と示されている時は、買値として120円10銭、売値として120円15銭が示されていることを意味します。これは、120円10銭ならドルを買いたい人がいるわけですから、ドルを120円10銭ですぐに売ることができ、120円15銭ならドルを売りたい人がいるわけですから、ドルを120円15銭ですぐに買うことができる、という意味でもあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿