2015年4月16日木曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年4月15日)

 新興国通貨は原油先物価格の上昇を受けてRUB、COPが対ドルで上昇。一方、EMEA通貨は対ドルで軟調な推移となった。

 PHPは対ドルで小幅上昇。2月のフィリピン海外労働者送金は前年比4.2%増とほぼ市場予想通りで前月から持ち直し。フィリピン景気の先行き懸念を後退させた。

 BRLは対ドルで0.8%の上昇。4月のブラジルIGP-10は前月比+1.27%と市場予想を上回る伸び。2月のブラジル経済活動指数は前年比-3.16%と市場予想ほどの落ち込みとならなかったが、2カ月連続の前年割れとなった。ブラジル政府は2016年の予算ガイドラインを公表。インフレは5.6%、GDP成長率は1.3%を前提とし、公的セクターの基礎的財政収支(プライマリーバランス)目標はGDP比1.65%の黒字とした。

 TRYは対ドルで0.6%の下落。USD/TRYは一時2.73台と過去最高を更新した。1月のトルコ失業率は11.3%と市場予想を上回り、2010年4月以来の高水準に上昇。トルコのゼイベクチ経済相は一部メディアとのインタビューでTRY相場に対し懸念を抱いておらず、TRY買い介入をする必要はないと以前からの発言を繰り返し。同相は第1四半期のトルコ成長率は1.5%になる可能性があるとの見方も示した。

 PLNは対ドルで小幅下落。3月のポーランドCPIは前年比-1.5%と市場予想を上回る落ち込み。ポーランド中銀は市場予想通り政策金利を1.50%で据え置き。同中銀は声明でPLNがECBの証券買い入れプログラムによってやや上昇していると指摘。ユーロ圏景気の回復やポーランド景気の加速によってデフレリスクは抑制されているものの、第2四半期もデフレ傾向は続くとの見方を示した。同中銀のベルカ総裁は最近のPLN高は驚くものではないと発言。ポーランド景気はデフレから緩やかに回復に向かっているとの認識を示し、利下げ再開は不自然なものになるだろうと述べた。

 RUBは対ドルで2.3%の上昇。USD/RUBは49.8台と昨年11月28日以来のRUB高水準に下落した。4月13日までの週のロシアCPIは日次平均前月比+0.022%と2週連続で鈍化。3月のロシア鉱工業生産は前年比-0.6%と市場予想や前月より低下幅が小幅だった。

 ILSは対ドルでほぼ変わらず。3月のイスラエルCPIは前年比-1.0%と市場予想に反し前月と同じ落ち込み。イスラエルのディスインフレ傾向の継続を印象付けた。

 HUFは対ドルで0.9%の下落。欧州委員会はハンガリー政府向けの7000億フォリントの補助金支払いを中止すると発表。同委員会は中止理由として2007~2013年予算策定において補助金の一部使途の決定方法に不備があったことを指摘。しかしこの指摘は「技術的」なものであるとの認識も示し、欧州委員会の他決定に影響するものではないと説明した。

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