2015年4月18日土曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年4月17日)

 新興国通貨は対ドルでマチマチ。中南米通貨やRUBが売られる一方で、アジア通貨や東欧通貨は対ドルで上昇した。

 SGDは対ドルで0.3%の上昇。3月のシンガポール輸出(除く石油)は前年比18.5%増(前月比23.0%増)と急増。中国向け、日本向けは軟調だったが、EU向けは前年比56.2%増と大きく拡大し、全体の伸びをけん引した。

 IDRはBloombergによると対ドルで小幅上昇。インドネシア中銀は第1四半期の同国経常赤字がGDP比1.6%、同期の融資が前年比1.1%増の見通しと発表した。

 BRLは対ドルで0.6%の下落。4月15日までの週のFIPE・CPIは前月比+0.88%、4月のブラジルIGP-M(二次速報値)は同+1.16%と、ともに市場予想や前月を上回る伸び。4月のブラジルIPCA-15は前年比+8.22%と市場予想を上回り、2004年1月以来の高い伸びに加速した。

 CLPは対ドルで小幅下落。チリ中銀は市場予想通り政策金利を3.00%で据え置き。チリ中銀は声明でCPIは市場予想を下回ったものの、コアCPIは高止まりしていると指摘。今後のインフレ動向を注意深く確認し続ける意向を示すなど、インフレに対する警戒感を示した。

 PLNは対ドルで0.4%の上昇。3月のポーランド平均総賃金は前年比4.9%増と市場予想を上回り、2012年1月以来の高い伸び。同月同国の雇用は同1.1%増と市場予想に反し前月から小幅鈍化した。

 RUBは対ドルで4.2%の下落。USD/RUBは一時52.7台まで上昇した。3月のロシア実質賃金は前年比9.3%減と市場予想ほど落ち込まず、前月分も上方修正。同月同国の小売売上高は前年比8.7%減と前月から減少幅が拡大。同月同国PPIは前年比+13.0%と市場予想を大きく上回り、2011年11月以来の高い伸びに加速した。

よい週末をお過ごしください

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