2015年4月8日水曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年4月7日)

 新興国通貨はCOPなど一部を除き対ドルで下落。原油先物価格は続伸となったが、米債利回りの上昇を背景に売り優勢の展開となった。

 BRLは対ドルで0.2%の下落。3月のブラジル自動車生産は前年比7.0%減と前年割れ。ブラジル景気の回復の兆しは見られなかった。

 CLPは対ドルで0.3%の上昇。3月のチリ貿易収支は9.99億ドルと市場予想を上回る黒字。輸出が前年比15.6%減と2カ月連続の二桁減となったが、輸入も同6.8%減と落ち込んだことで黒字額が膨らんだ。2月のチリ名目賃金は前年比7.1%増と前月同じ。チリの賃金上昇ペースは高いままだった。

 CZKは対ドルで0.7%の下落。2月のチェコ貿易収支は180億コルナの黒字とほぼ市場予想通りの結果。輸出が前年比7.7%増と堅調を維持した。

 RUBは対ドルで1.0%の上昇。ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は銀行関係者との会合で、インフレの加速は一時的なものだとみていると発言。不測の事態が起きない限り、インフレ圧力は急速に低下すると予想しているとも述べ、銀行セクターの状況は概して安定しているとみており、危機的状況が悪化してもショックに対応することが可能だとの見方を示した。

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