2015年7月10日金曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年7月9日)

 新興国通貨は対ドルで買い戻しの動き。一部東欧通貨は対ドルで反落したが、市場のリスク回避姿勢の後退を背景に新興国通貨の多くは対ドルで上昇した。

 MYRは対ドルで0.3%の上昇。マレーシア中銀は市場予想通り政策金利を3.25%で据え置き。同中銀は声明でMYR相場は秩序だった動きを示しており、第2四半期の経済指標は同国成長が緩やかなものであることを示していると指摘。また金融政策は緩和的な状態が続いているとの認識を示した。

 BRLは対ドルで0.5%の上昇。7月のブラジルIGP-M(一次速報)は前月比+0.65%と市場予想を上回り、3カ月ぶりの高い伸び。5月のブラジル失業率は8.1%と市場予想通り前月から上昇。2012年の統計開始以来最高水準を更新した。

 MXNは対ドルで0.3%の上昇。6月のメキシコCPIは前年比+2.87%と市場予想や前月とほぼ同じ伸び。6月のANTAD既存店売上高は前年比5.0%増と市場予想を小幅上回ったが前月から鈍化した。

 CLPは対ドルで0.9%の上昇。6月のチリ自動車販売は前年比12.3%減と10カ月連続の前年割れとなった。

 PENは対ドルで小幅上昇。5月のペルー貿易収支は3.42億ドルの赤字と赤字額が市場予想を下振れ。ただ輸出、輸入ともに前年比で18%程度の減少。ペルー景気の低迷ぶりを示した。

 CZKは対ドルで0.2%の下落。6月のチェコCPIは前年比+0.8%と市場予想を下回ったものの4カ月連続で加速。同月同国の失業率は6.2%と市場予想通り5カ月連続で低下。2011年10月以来の低水準となった。

 HUFは対ドルで0.3%の上昇。5月のハンガリー貿易収支は5.05億ユーロの黒字と、前年同月比79.7%増。輸出が前年比2.5%増となる一方で、輸入は0.7%減となった。

 ZARは対ドルで0.5%の上昇。5月の南アフリカ製造業生産は前年比1.4%減と市場予想に反し2カ月連続の前年割れとなった。

 RUBは対ドルで0.3%の上昇。7月3日時点のロシア金・外貨準備は3596億ドルと2週続けての減少。第2四半期のロシア経常収支は192億ドルの黒字と黒字額が市場予想を上回った。

本日の東京地方は晴れて、気温も27度くらいまで上がる見込みです。ようやく晴れ間が見られそうですね。

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