2015年8月2日日曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年7月31日)

 新興国通貨は対ドルで買い戻し優勢。RUB、BRLは下げが目立ったものの、他新興国通貨の多くは対ドルで上昇した。

 THBは対ドルで0.4%の上昇。6月のタイ経常収支は8.9億ドルの黒字と黒字額が市場予想を下振れ。6月のタイ企業景況感は49.1と再び50割れとなった。

 BRLは対ドルで1.5%の下落。6月のブラジル基礎的財政収支は93億レアルの赤字と赤字額が市場予想を上振れ。ブラジル財政収支の悪化が嫌気されBRLは指標発表後、売りの動きとなった。

 CLPは対ドルで0.3%の上昇。6月のチリ失業率は6.5%と市場予想に反し前月から低下した。

 COPは対ドルで小幅下落。6月のコロンビア都市部失業率は9.7%と市場予想を下振れ。コロンビア中銀は市場予想通り政策金利を4.50%で据え置き。同中銀は今年の成長率見通しを従来の3.2%から2.8%に下方修正。同中銀のウリベ総裁はインフレや経常収支赤字が利下げを見送った理由であるとし、一部メンバーが25bpの利上げを主張していたことを明らかにした。

 TRYは対ドルで0.4%の上昇。6月のトルコ貿易収支は62.1億ドルの赤字と赤字額が市場予想を下振れ。輸出は前年比6.9%減と減少基調が続いたものの、輸入は同12.5%減と3カ月連続の二桁減となり貿易収支の改善につながった。

 HUFは対ドルで1.0%の上昇。6月のハンガリーPPIは前年比+1.5%と2013年9月以来の高い伸びに加速した。

 RUBは対ドルで3.2%の下落。ロシア中銀は市場予想通り政策金利を50bp引き下げ11.00%にすると発表。同中銀は声明でインフレリスクが若干上昇しているものの、大幅な景気の落ち込みのリスクへと焦点が移りつつあると指摘。今年のGDP成長率見通しを下方修正する可能性を示した。

 ZARは対ドルで0.2%の上昇。6月の南アフリカ貿易収支は58億ランドの黒字と黒字額が市場予想を上振れ。指標発表後、ZARは買いの動きが強まった。

東京地方は暑い日が続きますが、よい日曜日をお過ごしください。

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