2015年8月19日水曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年8月18日)

 新興国通貨は対ドルで売りがやや優勢。ただBRL、MXNは対ドルで上昇した。

 IDRはBloombergによると対ドルで0.2%の上昇。インドネシア中銀は市場予想通り政策金利を7.50%で据え置き。同中銀は会見でインドネシア景気は予想以上に減速しているとしながらも第3、第4四半期は改善する見通しと説明。IDR安は外部環境によるもので、同中銀はIDRをファンダメンタルズに沿った水準になるよう防衛する意向を示した。7月のインドネシア自動車販売は前年比39.1%減と落ち込み幅が前月から拡大。インドネシア景気の先行き懸念を強めた。

 BRLは対ドルで0.4%の上昇。8月15日までの週のブラジルFIPE・CPIは前月比+0.83%と市場予想を上回り前週とほぼ変わらず。一方、8月のブラジルIGP-M(2次改定値)は前月比+0.17%と市場予想を下回る伸び。7月のブラジル税収は前年比6.1%増と市場予想を上回ったが、実質では4カ月連続の前年割れとなった。

 CLPは対ドルで0.5%の下落。第2四半期のチリGDPは前年比1.9%増と市場予想を小幅上振れ。ただ同時に発表された同期同国の経常収支は7.6億ドルの黒字と黒字額が市場予想を下回った。

 CZKは対ドルで0.5%の下落。7月のチェコPPIは前年比-3.0%と、落ち込み幅が市場予想を上回り、5カ月ぶりの大きさとなった。

 ILSは対ドルで0.7%の下落。6月のイスラエル製造業生産は前月比3.7%増と2012年8月以来の高い伸び。一方、8月のイスラエルCPI予想は前年比+0.7%と前月から鈍化し、6カ月ぶりの低い伸び。7月の同国M1は前年比55.0%増と4カ月連続で50%を上回る伸びとなった。

 TRYは対ドルで0.9%の下落。USD/TRYは2.90台と過去最高値(TRY最安値)を更新した。トルコ中銀は市場予想通りレポレートなど主要3金利を据え置き。同中銀は声明で流動性を引き締める政策を継続すると説明。また同中銀は同時に金融政策の正常化戦略を発表。コリドー金利の幅を縮小し、より対称的な金利水準に変える意向を示した。

 PLNは対ドルで0.4%の下落。7月のポーランド平均総賃金は前年比3.3%増と市場予想を小幅下回る伸び。同月同国の雇用は同0.9%増と市場予想や前月と同じ伸びだった。

為替市場が材料難のためなのか、最近、周囲の話題が高校野球になっているような気がします。

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