2015年8月30日日曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年8月28日)

 新興国通貨は資源国通貨が対ドルで買い戻される一方で、東欧通貨を中心にEMEA通貨の多くは対ドルで下落した。

 THBは対ドルで0.5%の下落。7月のタイ製造業生産は前年比5.3%減と市場予想ほど落ち込まず、同月同国の設備稼働率指数は58.7と前月から上昇。タイ景気の先行き期待を高める内容となった。

 MYRは対ドルで0.8%の上昇。7月のマレーシアM3は前年比3.9%増と2002年1月以来の低い伸び。マレーシアではナジブ首相の退陣を求め各地で大規模デモが発生。クアラルンプールでは主催者の発表によると10万人がデモに参加した。

 PHPは対ドルで小幅下落。7月のフィリピンM3は前年比8.5%増と5カ月ぶりの低水準に鈍化した。

 BRLは対ドルで0.8%の下落。8月のブラジルIGP-Mは前年比+7.55%とほぼ市場予想通りで、昨年5月以来の高い伸び。第2四半期のブラジルGDPは前年比2.6%減と市場予想を上回る落ち込みとなり、2期連続で落ち込み幅が拡大。7月のブラジル基礎的財政収支は100億レアルの赤字と赤字額が市場予想を上回り、昨年12月以来の大幅赤字となった。

 MXNは対ドルで0.8%の上昇。7月のメキシコ失業率は4.31%と市場予想に反し、小幅だが前月から低下した。

 CLPは対ドルで0.2%の上昇。チリ中銀は会合議事録(8月14日開催分)を公表。政策金利の据え置き決定に対し、一部からは利上げを主張する反対票があったことが判明した。

 HUFは対ドルで0.4%の下落。7月のハンガリー失業率は6.8%と前月から低下し、2005年1月以来の低水準を記録した。

 ZARは対ドルで1.2%の下落。7月の南アフリカ財政収支は717.6億ランドの赤字と2004年の統計開始以来最大の赤字を記録した。

東京地方では気温が低下し、秋の様相が強まってきました。体調管理がやや難しくなりますが、よい週末をお過ごしください。

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