2015年8月4日火曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年8月3日)

 新興国通貨は対ドルで下落。原油先物価格の下落が重石となった。

 SGDは対ドルで0.4%の下落。7月のシンガポール購買部景気指数は49.7と市場予想を下回り、3カ月ぶりの50割れ。新規受注、新規輸出受注、生産がいずれも50割れとなるなど、総じて弱い内容となった。

 BRLは対ドルで0.9%の下落。USD/BRLは一時3.46ちょうど近辺まで上昇した。7月31日までの週のブラジルIPC-Sは前月比+0.53%とほぼ市場予想通りで前月より鈍化。ブラジル中銀の週次サーベイでは今年末のUSD/BRL見通しが3.35と2週連続の上方修正となった。7月のブラジル・マークイット製造業PMIは47.2と前月から上昇。7月のブラジル貿易収支は23.8億ドルの黒字と黒字額が市場予想を小幅上振れ。輸出入ともに市場予想を下回った。

 MXNは対ドルで0.3%の下落。6月のメキシコ景気先行指数は前月比-0.05と10カ月連続の低下。6月のメキシコ海外労働者送金は前年比6.1%増と市場予想を上振れ。7月の・マークイット製造業PMIは52.9と前月から上昇した。一方、7月のメキシコIMEF製造業指数は52.7、同非製造業指数は51.3といずれも小幅ながら市場予想を下回った。

 RUBは対ドルで2.9%の下落。USD/RUBは63.6台と今年3月以来のRUB安水準に達した。7月のロシア・マークイット製造業PMIは48.3と市場予想や前月を下振れた。

 PLNは対ドルで0.4%の下落。7月のポーランド・マークイット製造業PMIは54.5と市場予想を上回り、4カ月ぶりの高水準となった。

 TRYは対ドルで0.3%の下落。7月のトルコ・マークイット製造業PMIは50.1と市場予想を上回り、50台を回復。7月のトルコCPIは前年比+6.81%と、2013年5月以来の6%台に鈍化。コアCPIも同+7.31%と前月から小幅鈍化し、同月同国のPPIも同+5.62%と3か月ぶりの低水準に鈍化するなど、トルコのインフレ圧力の弱まりが示された。

 HUFは対ドルで0.5%の下落。7月のハンガリー製造業PMIは50.0と2013年7月以来の低水準に低下した。

 CZKは対ドルで0.2%の下落。7月のチェコ・マークイット製造業PMIは57.5と2012年8月の統計開始以来最高を更新した。

 ZARは対ドルで小幅下落。7月の南アフリカ・バークレーズ製造業PMIは51.4と市場予想に反し前月から変わらず。一方、7月のNaamsa自動車販売台数は前年比6.1%減と市場予想を上回る落ち込みとなった。

国連の発表によると、インドは2022年までに中国を抜き、世界最大の人口を抱える国になると予想されています。あと7年。世界経済は刻々と変わるのですね。

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