2015年8月9日日曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年8月7日)

 新興国通貨は対ドルで買い戻し優勢となった。

 TWDは対ドルで小幅上昇。7月の台湾貿易収支は36.2億ドルの黒字と黒字額が市場予想を上振れ。ただ輸出は前年比11.9%減と市場予想を上回る落ち込み。輸入が同17.4%減と市場予想を上回る落ち込みとなったことで貿易黒字は膨らんだが、台湾景気の先行き懸念が強まった。

 IDRはBloombergによると対ドルで小幅下落。7月のインドネシア外貨準備高は1075.5億ドルと5カ月連続で減少し、昨年5月以来の低水準となった。

 MYRは対ドルで0.4%の下落。7月のマレーシア外貨準備高は967億ドルと2010年9月以来の低水準に減少した。

 BRLは対ドルで0.8%の上昇。前日にブラジル中銀はBRL買い介入に相当する通貨スワップのロール規模を拡大させることを発表した。7月のブラジルIGP-DIは前年比+7.43%と4カ月連続で加速し、昨年4月以来の高い伸び。同月同国のIPCAは前年比+9.56%と、こちらは7カ月連続の加速。2003年12月以来となる9%台に達した。

 MXNは対ドルで1.0%の上昇。7月のメキシコCPIは前年比+2.74%とほぼ市場予想通りで1974年の統計開始以来、最低の伸びを更新。コアCPIは同+2.31%と過去最低の伸びに並んだ。

 CLPは対ドルで0.3%の上昇。7月のチリCPIは前年比+4.6%と市場予想通り前月から加速。7月のチリ貿易収支は1100万ドルの黒字と市場予想を大きく下振れ。輸出が前年比17.3%減と大きく落ち込んだことが響いた。

 HUFは対ドルで0.5%の上昇。6月のハンガリー鉱工業生産は前年比+6.0%と市場予想を小幅上振れた。

 TRYは対ドルで0.2%の下落。6月のトルコ鉱工業生産は前年比+5.5%と市場予想を上回り、昨年1月以来の高い伸びとなった。S&Pはトルコ軍によるイスラム国空爆の動きがトルコ財政悪化につながる恐れがあると指摘。再選挙も含めた政局不透明感がトルコ景気に悪影響を及ぼす可能性があるともコメントした。

東京地方は少しだけ暑さが和らいだ気がします。よい日曜日をお過ごしください。

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