2015年9月17日木曜日

景気対策が為替に与える影響~景気対策とは

 世界のほとんどの国には政府があります。政府は議会(日本での国会)で定められた法律に基づいて国民に対し様々な施策をおこないます。

 施策を行うためにはお金が必要になりますが、政府は税金という形で国民からお金を受け取ったり、国債を発行してお金を借りることでお金を用意します。一方、政府がどのようにお金を使うかは、予算と呼ばれる計画で決められます。予算は政府によって原案が作成され、議会で承認されることで有効となります。

 政府は予算に基づきお金を手に入れ、そのお金を使うため、その国の経済に大きな影響を及ぼすことになります。このため政府は、景気が悪くなった時には、景気が回復するように予算を変えることがあります。これは景気対策と呼ばれます。

 景気対策には二つの方法があります。一つは、国民から受け取るお金(税金)を減らすことです。税金を減らすことから減税と呼ばれます。減税により国民にはより多くのお金が手元に残るため、より多くの買い物をすることが期待されます。

 もう一つの景気対策は、政府がより多くのお金を使うことです。政府が道路の整備や公共施設などを多く建てるといった公共事業を増やすのは代表的な景気対策です。政府が使うお金を増やす景気対策は財政出動と呼ばれることもあります。

 景気対策として政府がより多くのお金を使うと、企業は政府から受け取るお金の額も増えます。企業はより多く受け取ったお金を使って機械を新しく買うなど設備への投資を積極的に進めるほか、企業に勤める方々の給与を増やす可能性があります。給与が増えた分は、最終的にはより多くの買い物に回ることが期待されます。

●景気対策とは
政府が景気を良くするために予算を変えること
●景気対策は二つの方法がある
国民から受け取るお金(税金)を減らすこと
政府がより多くお金を使うこと(財政出動と呼ばれることもある)

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