2015年9月11日金曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年9月10日)

 新興国通貨は対ドルで買い優勢の動き。原油先物価格の上昇が資源国通貨をサポートした。

 BRLは対ドルで1.9%の下落。S&Pはブラジル長期外貨建て債格付けを「BB+」に1段階引き下げ、格付け見通しを「ネガティブ」にすると発表。同社はブラジルが直面している政治的困難は強まり続けていると指摘した。ブラジル中銀は会合議事録(9月3日開催分)を公表。インフレの先行きリスクは悪化しており、財政政策の変化がインフレ見通しに影響を与えているとの認識が示された。8月のブラジルIPCAは前年比+9.53%と市場予想や前月とほぼ同じだった。

 COPは対ドルで2.1%の上昇。第2四半期のコロンビアGDPは前年比3.0%増と市場予想を小幅上回った。

 TRYは対ドルで0.4%の上昇。第2四半期のトルコGDPは前年比3.8%増と市場予想を上回り、5期ぶりの高い伸び。同時に発表された7月のトルコ経常収支は31.5億ドルの赤字と赤字額が市場予想を下回り、前月分の赤字額も下方修正された。

 ZARは対ドルで1.2%の上昇。7月の南アフリカ鉱物生産量は前年比5.6%増と市場予想を大きく上回り、3カ月ぶりの高い伸び。同月同国の製造業生産は同+5.6%とこちらも市場予想を大きく上回る伸びとなった。

 ILSは対ドルで0.3%の上昇。8月のイスラエル貿易収支は10.24億ドルの赤字と今年最大の赤字を記録。ただ前月分は赤字額が縮小した。

 RUBは対ドルで1.4%の上昇。9月4日のロシア金・外貨準備は3653億ドルと前週から小幅減少した。

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