2015年9月16日水曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2015年9月15日)

 新興国通貨は対ドルでマチマチとなった。

 IDRはBloombergによると対ドルで0.5%の下落。8月のインドネシア貿易収支は4.34億ドルの黒字と黒字額が市場予想を下振れ。輸出は前年比12.28%減と市場予想ほど落ち込まなかったが輸入が同17.6%と落ち込み幅が市場予想を下回ったため、貿易黒字が抑制された。

 SGDは対ドルで0.3%の上昇。7月の小売売上高は前年比5.2%増と市場予想を下振れ。しかしコア売上高は同0.8%増と小幅ながら前年比プラスに反発した。

 PHPは対ドルで変わらず。7月のフィリピン海外労働者送金は前年比0.5%増と市場予想を大きく下振れ。フィリピン景気の先行き懸念を強めた。

 KRWは対ドルで0.3%の下落。S&Pは韓国の外貨建て長期債格付けを従来の「A+」から「AA-」に引き上げ。格付け見通しは「安定的」とした。同社は声明で韓国は今後3~5年間、大半の先進国よりも高い経済成長を維持すると予想されるとし、短期債務の比率低下や国内銀行の債務減少により、対外債務の著しい悪化リスクが低減したと説明した。

 INRは対ドルでほぼ変わらず。8月のインド貿易収支は124.8億ドルの赤字と市場予想を上回る赤字。輸出が前年比20.7%減と大きく落ち込んだことが響いた。

 BRLは対ドルで1.1%の下落。9月のブラジルIGP-10は前月比+0.61%と市場予想や前月を上回る伸び。ブラジル政府は2016年度歳出予算を260億レアル削減する案を発表。ブラジル中銀のトンビニ総裁は政策金利は当分、現水準が維持される見込みだが、インフレが鈍化すれば利下げが実施されるべきとの認識を示した。

 PENは対ドルで変わらず。7月のペルー経済活動指数は前年比+3.3%と市場予想通りだったが前月から鈍化。8月のペルー失業率は6.1%と市場予想に反し前月から低下した。

 COPは対ドルで小幅上昇。8月のコロンビア消費者信頼感は-0.4と市場予想に反し前月から悪化。2009年4月以来のマイナスとなった。

 TRYは対ドルで0.9%の上昇。6月のトルコ失業率は9.6%と市場予想に反し前月から悪化。8月のトルコ予算収支は52.4億リラの黒字と黒字に回復した。

 ZARは対ドルで0.2%の上昇。第2四半期の南アフリカ経常収支はGDP比3.1%の赤字と市場予想を大きく下回り、4円ぶりの低水準となった。

 PLNは対ドルで0.3%の下落。8月のポーランドCPIは前年比-0.6%と市場予想に反し、落ち込み幅が前月から小幅縮小した。

 RUBは対ドルで1.1%の上昇。8月のロシア鉱工業生産は前年比-4.3%と7カ月連続の前年割れとなった。

プロ野球の阪神―広島戦であった本塁打性の当たりをめぐるビデオ判定で、日本野球機構(NPB)が誤審を認めた問題を受け、15日夕までに電話による苦情が100件超になったそうです。利上げに関する決定についてFRBも電話での苦情を受け付けてくれるのでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿