2016年3月29日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年3月28日)

 3月28日のロンドン市場は、欧州金融市場がイースター・マンデーのため休場ということもあり、円、ユーロともに小動きが続いた。ドル円は113円台半ばを挟んでの上下動。ユーロドルは1.11ドル台後半で膠着感強く推移。後半に1.11ドル台半ば近辺に小幅下落したが、終盤には1.11ドル台後半に反発した。

 NY市場は取引前半にドルが下落。中盤には下げ止まったが、その後も上値は抑えられた。取引前半に発表された2月の米個人消費は前月比0.1%増と市場予想通り。ただ前月分は下方修正。同時に発表された同月同国のPCEコアデフレータは前年比+1.7%と小幅ながら市場予想を下回った。指標発表後、米債利回りは低下基調で推移。ドル円は113円台半ばから113円台前半に下落する一方、ユーロドルは1.12ドルちょうど近辺まで上昇した。

 その後発表された2月の米中古住宅販売制約指数は前年比+5.1%と市場予想に反し、大幅プラス。3月のダラス連銀製造業活動指数は-13.6と市場予想を上回るペースでの改善となったが、米債利回りの低下は継続。取引中盤のドル円は113円台前半で上値が抑えられる動き。ユーロドルは1.12ドル台前半まで上昇した。

 後半に入り、米債利回りが下げ止まると、ドル円は113円台前半での推移を続けたが、引けにかけて113円台半ば近辺に小幅上昇。一方、ユーロドルは1.12ドルちょうど近辺に下落したが、終盤は同水準で膠着感を強めた。

 アトランタ連銀の経済予測モデル「GDPナウ」では、第1四半期の米GDP成長率見通しが前期比年率0.6%増と3月24日時点の同1.4%増から大きく下方修正。4月FOMCでの利上げ観測を大きく後退させた。ただ米国株は高値圏を維持するなど比較的落ち着いた値動き。本日東京市場でのドル円は、113円台半ば近辺での推移が続くと思われる。一方、ユーロは休場明けの欧州勢の動きを見極めたいとの思惑もあり、対ドルで1.12ドルちょうど近辺での小動きが続く見込み。アジア通貨は対ドルで方向感に欠ける動きが予想される。

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