2016年4月15日金曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年4月14日)

 新興国通貨は対ドルでマチマチ。中南米通貨が上昇する一方、アジア通貨は下落。東欧通貨も軟調な推移となった。

 SGDは対ドルで1.0%の下落。シンガポール金融管理局(MAS)は、大方の事前予想に反し、シンガポールドルの名目為替実効レート(S$NEER)政策バンド(変動幅)の上昇率(傾き)をゼロ%に引き下げると発表。MASは声明で今年のコアインフレは従来想定に比べさらに緩やかに上昇し、中期的には平均で2%を下回りそうだと指摘。今回の決定はS$NEER安を誘導するものではなく、S$NEER政策バンドの緩やかかつ段階的な上昇軌道を取り去るにすぎないとした。

 KRWは対ドルで0.9%の下落。13日投開票の韓国総選挙(定数300)では、与党「セヌリ党」が122議席にとどまり、最大野党「共に民主党」の123議席を下回り少数与党に。新党「国民の党」は38議席と躍進した。韓国で少数与党体制となるのは2000年以来16年ぶり。

 IDRはBloombergによると対ドルで0.2%の下落。3月のインドネシア自動車販売台数は前年比2.0%減と3カ月連続で前年割れ。ただ減少率は縮小し、前月比は7.3%増と2カ月連続のプラスだった。

 BRLは対ドルで0.4%の上昇。USD/BRLは一時3.46台と昨年8月21日以来のBRL高水準に達した。4月のブラジルIGP-10は前月比+0.40%とほぼ市場予想通りで前月から鈍化。4月のブラジルCNI産業信頼感は36.2と前月から悪化した。

 COPは対ドルで0.4%の上昇。3月のコロンビア消費者信頼感は-20.1と前月から小幅改善したが、市場予想を下振れ。2月のコロンビア小売売上高は前年比4.6%増、同月同国の鉱工業生産は同+8.2%と、いずれも市場予想を上回った。

 ZARは対ドルで小幅下落。2月の南アフリカ鉱物生産量は前年比8.7%減と市場予想を上回る落ち込みとなった。

 PLNは対ドルで0.4%の下落。3月のポーランドM3は前年比9.0%増と市場予想を下回り、5カ月ぶりの低水準に鈍化した。

 RUBは対ドルで0.2%の上昇。4月8日時点のロシア金・外貨準備は3879億ドルと前週から増加した。

ロシアのある投資家は1億ドルの新たな宇宙探索計画「ブレイクスルー・スターショット」を発表。英国の著名な宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士も発表の場に同席したそうです。太陽系から最も近い恒星系である「アルファ・ケンタウリ」に、数千もの小型探査機「ナノクラフト」を送り込み、地球のように生命維持が可能な惑星があるかどうかを探すのが狙いで、ナノクラフトがアルファ・ケンタウリに到着するまでには20年かかる見込みだそうです。その頃のドル円がどのくらいの水準になっているかを今から考えます。

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