2016年4月19日火曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年4月18日)

 新興国通貨は対ドルでマチマチ。週明けに大きく下げた原油先物価格が先週末終値付近まで値を戻したことからCOP、MXNなど資源国通貨は対ドルで上昇。一方、BRLやアジア通貨は対ドルで下落した。

 SGDは対ドルで0.4%の上昇。3月のシンガポール輸出(除く原油)は前年比15.6%減と市場予想を上回る減少。電子機器輸出が同9.1%減と昨年2月以来の減少となったことが響いた。

 KRWは対ドルで0.4%の下落。2月の韓国M2は前月比0.5%増と前月から鈍化。3月の対家計銀行貸出は649兆ウォンと過去最高を更新した。

 INRは対ドルで小幅上昇。3月のインドWPIは前年比-0.85%と市場予想を上回る落ち込み。3月のインド貿易収支は50.7億ドルの赤字と赤字額が市場予想を大きく下回り、2011年3月以来の低水準に縮小。輸入が前年比21.6%減と大きく落ち込んだことで貿易赤字が縮小した。

 BRLは対ドルで1.8%の下落。ブラジル連邦下院は、ルセフ大統領の弾劾すべきとする決議を賛成367反対137と、可決条件の3分の2(342人)を大きく上回る形で可決。5月初旬には上院で審議されるが、すでに可決に必要な過半数(41人)を上回る47人が賛成を表明している。上院でも可決されると、ルセフ氏は180日の職務停止処分。その間に最高裁長官を裁判長とす
る弾劾法廷が上院に設置され、3分の2以上が有罪と判断すればルセフ氏は罷免される。職務停止中は、ブラジル民主運動党(PMDB)のテメル副大統領が大統領代行を務め、罷免に至れば新大統領に昇格する。ブラジル中銀の週次サーベイでは今年末のインフレ見通しが下方修正。政策金利見通しは13.38%、USD/BRL見通しは3.80にそれぞれ下方修正された。4月17日までのブラジル貿易収支は25.5億ドルの黒字と前月の黒字を上回るペースの黒字を記録した。

 COPは対ドルで0.9%の上昇。コロンビア中銀のエコノミストサーベイでは今年末のインフレ見通しが5.96%と9カ月連続で上方修正。5月時点の政策金利見通しは7.00%に上方修正された。

 PLNは対ドルで小幅下落。3月のポーランド平均総賃金は前年比3.3%増と市場予想を小幅下振れ。一方、同月同国の雇用は同2.7%増と市場予想に反し前月から加速した。

 ILSは対ドルで変わらず。3月のイスラエルM1は前年比28.2%増と6カ月連続で鈍化。4月の同国インフレ予想は前年比+0.8%と前月から小幅加速した。

いまだに花粉症が続いています。

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