2016年4月27日水曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年4月26日)

 4月26日のロンドン市場はドルが対円を除き軟調に推移した。ドル円は取引中盤まで110円台後半で動意に乏しく推移。米債利回りは底堅く推移する一方、上げて始まったドイツ株は前日終値水準へとじり安の動き。ドル円の上値を抑えたが、取引後半に入ると、米債利回りが上昇基調となりドル円は111円ちょうど近辺に上昇した。

 一方、ユーロドルは取引中盤まで上昇基調が続き、1.12ドル台後半から1.13ドルちょうど近辺に上昇。取引後半に入ると米債利回りの上昇を背景にユーロドルは1.12ドル台後半に下落したが、ロンドン市場序盤を上回る水準を維持した。

 ポンドは対ドルで上昇。ポンドドルは取引中盤まで上昇を続け、1.45ドルちょうど近辺から1.45ドル台後半に上昇。取引後半は1.45ドル台半ば近辺に下落したが、下値は堅かった。

 NY市場は米経済指標の結果を受けてドルが対円を除き下落したが、取引中盤以降、買い戻された。3月の米耐久財受注は前月比0.8%増、輸送用機器を除くコア受注は同0.2%減といずれも市場予想を下振れ。指標発表後、ドル円は111円ちょうど近辺から111円割れに小幅下落。ユーロドルは1.12ドル台後半から1.13ドルちょうど近辺に上昇した。

 その後発表された2月のS&Pケースシラー住宅価格指数が前年比+5.4%と市場予想を下回るとユーロドルは1.13ドル台前半と、この日の高値を更新。一方、ドル円は111円ちょうどを挟んでの上下動を続けた。

 取引中盤に近づき発表された4月の米消費者信頼感は94.2と市場予想を下回ったが、同時に発表あれた同月のリッチモンド連銀製造業指数は+14と市場予想を上振れ。その後、原油先物価格が上昇基調を強めたことで、米債利回りも上昇。ドル円も上昇基調となり111円台半ば手前水準まで上昇。一方、ユーロドルは1.13ドルちょうど近辺に下落。スペインの主要4政党の幹部が連立政権樹立のため、国王フェリペ6世を交えて会談をしていたが、協議は決裂。国王は政権を樹立させるだけの十分な候補がないと発言。6月26日に再度、総選挙が実施される見通しとなった。

 後半に入り米債利回りは伸び悩んだが、ドル円は111円台半ば手前で推移。ユーロドルはドル買い優勢が続き、1.12ドル台後半での推移となった。

 米FOMCを控え欧米株は動意に欠けたが、米債利回りは上昇基調で推移。ドルの下値は堅さを増している。本日東京市場ではFOMCを控え動きは取りにくく、ドル円は111円台半ば近辺、ユーロドルは1.12ドル台後半で、それぞれ方向感に欠ける動きが予想される。アジア通貨は対ドルで様子見姿勢が強まると思われる。

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