2016年5月20日金曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年5月19日)

 新興国通貨は一部を除き対ドルで続落となった。

 KRWは対ドルで0.8%の下落。USD/KRWは1190台と約2カ月ぶりのKRW安水準に上昇した。4月の韓国PPIは前年比-3.1%と2カ月連続で低下幅が縮小し、2014年12月以来の小幅となった。

 PHPは対ドルで0.3%の下落。第1四半期のフィリピンGDPは前年比6.9%増と市場予想通りで、2013年第2四半期以来の高い伸び。個人消費が同7.0%増と4年ぶりの高い伸び。投資は同23.8%増と5期連続の二桁増となり成長率を下支えした。

 MYRは対ドルで0.8%の下落。USD/MYRは4.08台とKRWと同様に2カ月ぶりのMYR安水準に達した。マレーシア中銀は市場予想通り政策金利を3.25%で据え置き。同中銀は声明で現在の金融政策スタンスは緩和的であると指摘。同国経済活動は改善する見込みであるとの認識を示した。

 IDRはBloombergによると対ドルで1.2%の下落。USD/IDRはBloombergによると13500台と3カ月ぶりのIDR安水準に上昇した。インドネシア中銀は市場予想通りレファレンスレートなど主要3金利を全て据え置き。同中銀は声明で今年のGDP見通しを5.0~5.4%に下方修正したうえで、経済が安定するなら金融緩和の余地があると指摘。今後の利下げの可能性を示唆した。

 MXNは対ドルで変わらず。メキシコ中銀は会合議事録(5月6日結果発表分)を公表。メンバーの一人は今後数カ月中に利上げに踏み切る可能性があると述べたが、過半のメンバーは、金融政策の環境はとても複雑であると指摘。ペソの動向を注視すべきとの見解も示された。

 COPは対ドルで1.1%の下落。3月のコロンビア貿易収支は11.2億ドルの赤字と赤字額が市場予想を小幅上回った。

 PLNは対ドルで0.4%の下落。4月のポーランド鉱工業生産は前年比+6.0%と市場予想を大きく上振れ。同月同国の小売売上高は同3.2%増とほぼ市場予想通り。PPIは同-1.2%と低下率が市場予想を下回った。

 RUBは対ドルで1.1%の下落。5月13日時点のロシア金・外貨準備高は3909億ドルと前週から減少。4月のロシア鉱工業生産は前年比+0.5%と市場予想に反し前年越えとなった。

 ZARは対ドルで0.3%の上昇。南アフリカ中銀は市場予想通り政策金利を7.00%で据え置き。同中銀のクガニャゴ総裁は景気回復ペースは鈍く、インフレの伸び悩みは一時的であるとの見方を披露。投票メンバー1名が利上げを主張し反対票を投じたことも明らかにした。

世界保健機関(WHO)は19日、世界保健統計を発表。国別では女性の首位が日本で86.8歳。男性の首位はスイス(81.3歳)で日本は6位(80.5歳)だったそうです。日本の男性はがんばりましょう。

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