2016年5月6日金曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年5月5日)

 新興国通貨は対ドルでマチマチ。TRYが買い戻される一方、東欧通貨は下げが目立った。

 TWDは対ドルで小幅下落。4月の台湾CPIは前年比+1.88%と市場予想を上振れ。一方、同月同国のWPIは同-4.23%と市場予想を小幅上回る低下となった。

 PHPは対ドルで0.3%の下落。4月のフィリピンCPIは前年比+1.1%、コアCPIは同+1.5%と、ともに市場予想に反し前月と同じ伸びに留まった。

 MYRは対ドルで0.3%の下落。マレーシア政府は政府系投資会社1MDBで同国ナジブ首相がトップを務める諮問委員会を今月末で解散すると発表した。

 BRLは対ドルで0.2%の上昇。ブラジル中銀は会合議事録(4月28日結果発表分)を公表。2017年にインフレを目標とする4.5%に誘導するために追加措置を講ずる必要があると指摘された。

 CLPは対ドルで0.5%の上昇。3月のチリ経済活動指数は前年比+2.1%と市場予想通り前月から鈍化。同月同国の名目賃金は同5.4%増と市場予想に反し前月と同じ伸びを維持した。

 MXNは対ドルで0.4%の下落。メキシコ中銀は市場予想通り政策金利を3.75%で据え置き。同中銀は声明で今年のインフレは約3%になるとの見方を表明。さらなるMXN安がインフレリスクになるとの考えを示す一方で、需要側からのインフレ圧力の強まりは見られないとした。

 COPは対ドルで変わらず。4月のコロンビアPPIは前年比+6.74%と前月から加速。3月のコロンビア自動車販売は前年比21.6%減と9カ月連続の前年割れとなった。

 ZARは対ドルで変わらず。4月の南アフリカ・スタンダード銀行PMIは47.9と市場予想や前月を上振れ。3月の同国発電量は前年比4.3%減と再び前年割れとなった。

 CZKは対ドルで0.7%の下落。チェコ中銀は市場予想通りCZKの対ユーロ上限策などの金融政策を現状維持。同中銀は今年の成長率見通しを従来の2.7%から2.3%に下方修正。声明ではCZKの対ユーロ上限策が来年半ばに撤廃されるとの見方を示した。

 ILSは対ドルで変わらず。イスラエル中銀は4月に12億ドルのドル買い介入を実施したことを明らかにした。また同中銀は会合議事録(4月21日結果発表分)を公表。政策金利の据え置きは全会一致だったことが判明した。

 RUBは対ドルで1.0%の上昇。4月のロシアCPIは前年比+7.3%と前月と変わらず。一方、コアCPIは同+7.6%と市場予想を下回った。4月29日時点のロシア金・外貨準備は3901億ドルと前週から増加した。

 TRYは対ドルで1.3%の上昇。トルコのダウトオール首相は辞意を表明。与党・公正発展党(AKP)が月内に開催する臨時党大会での党首選にも出馬しない意向を明らかにした。また同首相は、テレビ演説で、任期途中での首相と党首辞任は自らの選択ではないと説明。党員に団結を呼び掛けた一方、首相の権限を縮小するエルドアン大統領の手法を批判した。

 3日間キーボードを使わない生活を過ごした結果、「上昇」が「浄書う」と変換されるなど変換ミスが多発するようになりました。

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