2016年6月17日金曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年6月16日)

 新興国通貨は対ドルで売り優勢。原油安で中南米通やZARの下げが目立った。

 IDRはBloombergによると対ドルでほぼ変わらず。インドネシア中銀は市場予想に反し政策金利(レファレンスレート)を25bp引き下げ6.75%にすると発表。7日物リバースレポレートも25bp引き下げられ5.25%に設定された。また翌日物預金ファシリティー金利(FASBI)も4.50%、貸出ファシリティー金利も7.00%に、それぞれ25bp引き下げられた。同中銀は声明でGDPが金融政策会合の主要テーマだったとし、自動車ローン規制の緩和を検討していることを表明。今年のインフレは4%を下回る見込みとした。

 BRLは対ドルで小幅上昇。ブラジル中銀は会合議事録(6月9日結果発表分)を公表。経済活動は加速が見込まれるものの、ブラジル中銀は2017年にインフレを目標水準である4.5%に抑えるために必要な手段を講ずると指摘した。4月のブラジル経済活動指数は前年比-4.99%と市場予想以上に低下した。

 COPは対ドルで1.3%の下落。4月のコロンビア小売売上高は前年比5.4%増と市場予想を上回り、昨年8月以来の高い伸び。同月同国の鉱工業生産も同+8.4%と市場予想を上回り、2014年3月以来の高い伸びに加速した。

 ILSは対ドルで0.3%の下落。第1四半期のイスラエル経常収支は33.2億ドルの黒字と黒字額が前期を上回った。

 PLNは対ドルで小幅下落。5月のポーランド平均総賃金は前年比4.1%増と市場予想に反し前月から鈍化。同月同国の雇用者数は同2.8%増と市場予想通り前月と同じ伸びだった。

 RUBは対ドルで0.3%の下落。5月のロシア鉱工業生産は前年比+0.7%とほぼ市場予想通りで、前月から小幅加速。6月10日のロシア金・外貨準備は3939億ドルと前週から増加した。

 英国のEU離脱懸念や原油安を背景に米債利回りはNY市場前半に大きく低下。米10年債利回りは一時1.51%台と2月11日の安値を割り込み、2012年8月以来の低水準を記録した。その後、同利回りは1.57%台に反発したが、これは前日(15日)の安値圏。ドルは引き続き上値が抑えられやすい。 FOMC、日銀会合とイベントを通過した後の金曜日だが、EU離脱懸念は継続。本日東京市場でのドル円は再び104円割れを試す動きも出るだろう。一方、ユーロとポンドは引き続き軟調に推移する見込み。アジア通貨も対ドルで上値の重い動きが予想される。

店先の黒板に「ビストロ以上、レストラン未満」と書かれた飲食店を見つけました。ビストロとレストランの区別がつけられるようになってから再訪したいと思います。

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