2016年10月28日金曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年10月27日)

 新興国通貨は対ドルで軟調な動き。米債利回りが上昇する一方、原油先物価格は伸び悩み、新興国通貨の重石となった。

 CNYは対ドルで0.2%の下落。9月の中国工業利益は前年比7.7%増と7カ月連続の前年越えとなった。

 SGDは対ドルで0.3%の下落。第3四半期のシンガポール失業率は2.1%と市場予想を下回った。

 BRLは対ドルで0.8%の下落。9月のブラジル失業率は11.8%と市場予想に反し前月から変わらず。9月のブラジル税収は前年比0.5%減と2カ月連続の前年割れだった。

 COPは対ドルで0.4%の上昇。9月のコロンビア小売業信頼感は23.5、同月同国の鉱工業信頼感は2.5と、いずれも前月から悪化した。

 HUFは対ドルで小幅下落。9月のハンガリー失業率は4.9%と市場予想を上回り、前月から変わらなかった。

 TRYは対ドルで1.0%の下落。10月のトルコ経済信頼感は80.6と前月から低下。9月のトルコ外国人観光客数は前年比32.8%減と大幅減少が継続。10月21日までの週の非居住者によるトルコ国債取引は1.89億ドルの売り越しと3週連続の売り越しとなった。8月のトルコ住宅価格指数は前年比+14.1%と2カ月連続で小幅加速。トルコ中銀はインフレ報告を公表。来年のインフレ見通しは6.0%から6.5%に上方修正。リラ安による物価上昇圧力が高まる可能性を指摘した。同中銀は会合議事録(10月20日結果発表分)を公表。第3四半期のトルコ景気は著しく減速したと指摘。予想以上に金融状態が引き締められた場合、預金準備率などを使い緩和状態に調整する可能性があるとの指摘もあった。

 ZARは対ドルで0.2%の上昇。9月の南アフリカPPIは前年比+6.6%と市場予想を下回り、2カ月連続で鈍化した。

 ILSは対ドルで0.2%の下落。イスラエル中銀は市場予想通り政策金利を0.10%で据え置き。同中銀は声明でインフレが目標レンジの上限に達する可能性が強まっていると指摘。ただ緩和的な金融政策は当面、続けられるとの見通しを示した。

 RUBは対ドルで小幅上昇。10月21日のロシア金・外貨準備高は3913億ドルと前週とほぼ同じだった。

本日東京地方では午後から雨に変わるとの予報。気温も低いままのようですので、服装も秋モードでお願いいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿