2016年11月15日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年11月14日)


 11月14日のロンドン市場はドル買い優勢の展開となった。ドル円は取引前半に107円台半ばから108円ちょうど手前に上昇。ロンドン市場でも米債利回りは下値の堅い動き。ドイツ株は大きく上昇して始まり、ドル円の上昇を後押しした。ただ、中盤以降は108円ちょうど手前で小動き。終盤に108円ちょうどを上抜けたが上昇は続かず、すぐに108円ちょうど手前に反落した。

 ユーロドルは取引前半に1.08ドルちょうどから1.07ドル台前半に下落。ドル円と同様にドル買いの動きとなった。しかし取引中盤に入るとユーロドルは1.07ドル台半ば近辺に反発。後半に入り発表された9月のユーロ圏鉱工業生産は前年比+1.2%と市場予想を小幅上回ると、ユーロドルは1.07ドル台後半に上昇した。

 NY市場は取引中盤にドルが上昇。後半も高値圏を維持した。この日は米経済指標の発表がなく、材料難。取引前半のドル円は107円台後半から108円ちょうど手前水準で方向感に欠ける動き。ユーロドルは1.07ドル台後半で推移した。取引中盤に近づき低下していた米債利回りが上昇に転ずると、ドル円は108円台半ばと6月3日以来の高値に上昇。一方、ユーロドルは1.07ドル台前半に下落した。

 中盤に入り米国株がマイナス圏に落ち込むと、ドル円は108円台半ば近辺で伸び悩み、ユーロドルは1.07ドル台前半で小動き。後半にドル円は108円ちょうど近辺に下落し、ユーロドルは1.07ドル台半ば近辺に上昇するなど、ドル売りの動きが強まる場面もあったが、終盤にドル円は108円台前半に反発。ユーロドルは1.07ドル台前半に小幅下落した。

 トランプ新大統領の決定以後のドル買いの動きは週明けも継続。ドル円は107円台半ばの節目を上抜けした。ドル円の次の節目は、今年5月の高値である111円台半ば近辺だろう。ただ米債利回りは(ようやく)上昇一服。米国株も伸び悩んでおり、目先はドルの急上昇に対する警戒感を背景にドル買いの動きも一服すると思われる。本日東京市場でのドル円は108円台を維持できるかが注目される。

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