2017年3月11日土曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2017年3月10日)

 新興国通貨は対ドルで全面高。アジア通貨を除くと上げ幅も大きかった。

 PHPは対ドルでほぼ変わらず。
1月のフィリピン貿易収支は23.1億ドルの赤字と赤字額が市場予想や前月を下振れ。輸出が前年比22.5%増と急増したことが貿易赤字の縮小につながった。

 THBは対ドルで小幅下落。
2月のタイ消費者信頼感は75.8と3カ月連続で改善し、2015年12月以来の高水準に達した。

 SGDは対ドルで0.6%の上昇。
1月のシンガポール小売売上高は前年比2.0%増と市場予想を上回った。

 INRは対ドルで0.2%の上昇。
2月のインド自動車販売は前年比4.9%増と2カ月連続で前年越えとなった。1月のインド鉱工業生産は前年比+2.7%と市場予想を上回った。

 BRLは対ドルで1.5%の上昇。
3月7日のブラジルFIPE・CPIは前月比-0.09%と2週連続でマイナスとなった。2月のブラジルIPCAは前年比+4.76%と市場予想を下回り、2010年9月以来の低い伸びに鈍化した。

 MXNは対ドルで1.1%の上昇。
2月のメキシコ名目賃金は前年比4.6%増と10カ月ぶりの高い伸びに加速した。

 COPは対ドルで0.5%の上昇。
コロンビア中銀は会合議事録(2月25日結果発表分)を公表。インフレ鈍化、低成長、経常赤字の縮小は、金融政策を引き締め気味から中立に変えるべきタイミングにあることを示唆していると指摘。ただ、今後の利下げペースは経済指標次第であり、消費者信頼感の弱さを強く懸念すると指摘された。

 PENは対ドルで0.2%の上昇。
ペルー中銀は市場予想通り政策金利を4.25%で据え置き。同中銀は声明でインフレ期待は目標レンジ内に収まっているが、天候不順による食品価格の上昇が短期的に影響する可能性があると指摘。内需は減速気味だが、成長率は潜在成長率並みの水準に回帰する見込みとの見方を示した。1月のペルー貿易収支は3.2億ドルの赤字と市場予想に反し7カ月ぶりの赤字となった。

 CZKは対ドルで1.1%の上昇。
第4四半期のチェコ平均実質賃金は前年比2.8%増と市場予想を下回り、2015年第3四半期以来の低い伸びに鈍化した。

 HUFは対ドルで0.7%の上昇。
1月のハンガリー貿易収支は6.58億ユーロの黒字と黒字額が前月から小幅増加した。

よい週末をお過ごしください。

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