2017年3月14日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年3月13日)



 3月13日のロンドン市場はドルが対ユーロ、対ポンドで買い優勢となる一方、対円では上値の重い動きとなった。

 ユーロドルは取引中盤まで下落基調が続き、1.07ドルちょうど近辺から1.06ドル台後半に下落。この日はドイツで主だった経済指標の発表がなく、やや材料難。ユーロの高値警戒感からロンドン市場に入ってから、ユーロは売り優勢となった。取引後半のユーロドルは1.06ドル台後半で動意に欠けた。

 ポンドドルは取引前半に1.22ドル台前半で上値の重い動き。中盤は1.22ドル台前半で下げ渋ったが、後半には一時1.22ドルちょうどに下落。終盤は1.22ドル台前半で上値が抑えられた。スコットランドのスタージョン行政府首相は、英国からの独立を問う2回目の住民投票実施に向けた法的手続きを開始すると表明。ポンドの上値を重くした。

 ドル円は取引前半に114円台半ばから114円台後半に上昇したが、中盤には再び114円台半ばに下落。後半は114円台半ば近辺で推移したが、引けにかけて114円台後半に小幅反発した。ロンドン市場に入り米債利回りは低下。中盤には下げ止まったが、ドイツ株が小幅高のままとなるなど、市場のリスク選好姿勢が強まることはなく、ドル円は上値が抑えられる展開となった。

 NY市場は円、ユーロ、ポンドいずれも動意に欠ける展開が続いた。

 取引前半はドル円が114円台後半、ユーロドルは1.06ドル台後半、ポンドドルは1.22ドル台前半でそれぞれ推移。NY市場に入り米債利回りは上昇基調で推移したが、ドル買いの動きは強まらず。この日は米国で主だった経済指標の発表がなく、様子見姿勢が強まった。

 取引中盤に入り米債利回りがいったん伸び悩むと、ドル円は114円台半ば近辺に下落したが、米債利回りが再び上昇しだすと、ドル売りの動きも後退。ドル円は再び114円台後半に反発。一方、ユーロドルは1.06ドル台後半で上値が重くなり、ポンドドルは1.22ドル台前半で推移した。

 取引後半に入っても米債利回りは高止まり。ドル円は114円台後半で底堅く推移する一方、ユーロドルは1.06ドル台半ば近辺に下落。ポンドドルは1.22ドル台前半を維持したが、じり安の動きとなった。

 明日のオランダ総選挙やFOMC、トランプ政権による予算教書の議会提出などを控え、市場は様子見姿勢が強まっている。米債利回りは持ち直したものの、ドル買いの動きを取りにくく、本日東京市場でのドル円は114円台後半から115円台前半でのレンジ内での推移が見込まれる。

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