2017年5月13日土曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2017年5月12日)

 新興国通貨は中南米通貨やEMEA通貨を中心に対ドルで上昇した。

 SGDは対ドルで0.3%の上昇。
3月のシンガポール小売売上高は前年比2.1%増と市場予想を上回った。

 MYRは対ドルでほぼ変わらず。
マレーシア中銀は市場予想通り政策金利を3.00%で据え置き。同中銀は声明で金融政策スタンスは緩和的であり、経済活動を支援する水準にあると指摘。高まっているインフレは今年後半には鈍化する見通しとしたが、先行き不透明感は非常に高いとの認識を示した。

 CNYも対ドルでほぼ変わらず。
4月の中国M2は前年比10.5%増と市場予想を小幅下振れ。同月同国の資金調達総額は1兆3900億元、新規元建て融資は1兆1000億元と、いずれも市場予想を上回った。

 INRは対ドルで小幅上昇。
4月のインドWPIは前年比+3.85%と、市場予想を下回り、4カ月ぶりの低い伸びに鈍化。同月同国のCPIも同+2.99%と市場予想を下回り、2012年の統計開始以来最低の伸びを更新した。3月のインド鉱工業生産は前年比+2.7%と市場予想を小幅上回った。

 IDRはBloombergによると対ドルで0.2%の上昇。
第1四半期のインドネシア経常収支は24.0億ドルの赤字と赤字額が市場予想や前期を上回った。

 BRLは対ドルで0.5%の上昇。
3月のブラジルIBGEサービス部門売上高は前年比5.0%減と市場予想を上回る減少となった。

 MXNは対ドルで小幅上昇。
3月のメキシコ鉱工業生産は前年比+3.4%と市場予想を小幅上回った。

 COPは対ドルで0.3%の上昇。
コロンビア中銀は会合議事録(4月29日結果発表分)を公表。会合メンバーは政策金利が依然として引き締め気味であり、インフレ見通しが低下していると指摘した。3月のコロンビア鉱工業生産は前年比+4.8%と市場予想を上回り、7カ月ぶりの高い伸び。同月同国の小売売上高は同1.9%増と市場予想を小幅上回った。

 PENは対ドルで0.5%の上昇。
ペルー中銀は市場予想に反し政策金利を25bp引き下げ4.00%にすると発表。同中銀は声明で利下げはインフレが年内に目標レンジに収束するとの見通しと整合的であると説明した。

 PLNは対ドルで0.9%の上昇。
4月のポーランドM3は前年比6.6%増と5カ月連続で鈍化し、2014年7月以来の低い伸びを記録した。

 RUBは対ドルでほぼ変わらず。
5月10日のロシアCPIは前週比+0.1%と前週から変わらず。3月のロシア貿易収支は126億ドルの黒字と黒字額が市場予想を小幅上回った。

よい週末をお過ごしください。

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