2017年5月16日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年5月15日)


 5月15日のロンドン市場はドルが軟調に推移した。

 ユーロドルは1.09ドル台前半から1.09ドル台後半に上昇基調で推移。この日はユーロ圏で注目度の高い経済指標の発表がなく材料難。ただロンドン市場中盤に米債利回りは低下。IMFがドイツ経済の力強い回復を指摘したことも伝わり、ユーロ買いを支援した。

 ドル円は取引前半こそ113円台後半で推移していたが、米債利回りの低下を受けて取引中盤に113円台半ば近辺に下落。後半は同水準でもみ合いを続けた。

 ポンドドルは1.29ドル台前半で方向感に欠ける動きを続けた。

 NY市場はドルが持ち直した。

 取引序盤に発表された5月のNY連銀製造業景況指数は-1.0と市場予想を下回り、昨年10月以来のマイナスを記録。これを受けてドル円は113円台前半に下落。ユーロドルは1.09ドル台後半で底堅さを増した。

 ただNY連銀製造業景況指数に対する米債利回りの反応は限定的。原油先物価格が底堅く推移したこともあり、米債利回りは指標発表後に小幅上昇。ドル円は113円台後半に反発し、ユーロドルも1.09ドル台後半で高止まった。

 取引中盤に近づき発表された5月の米NAHB住宅市場指数は+70と市場予想上回ったが、米債利回りは反応薄でドル円は113円台半ば近辺、ユーロドルは1.09ドル台後半で、それぞれ推移。取引後半に入ると、ドル円は113円台後半に一段高。ユーロドルは1.09ドル台後半で下値の堅い動きとなった。

 S&P500やナスダック総合指数が過去最高値を更新するなど米国株は好調維持。ただ先週末に低下した米債利回りは上値が抑えられたまま。ドル買いの動きは強まっていない。

 NY連銀製造業景況指数に対する市場の反応は限定的だったが、米景気の拡大ペースが当初の期待を下回る恐れも出てきた。本日の日本株は小幅高で始まると思われるが、本日東京市場でのドル円は113円台後半で上値の抑えられる展開が予想される。

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