2017年6月1日木曜日

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2017年5月31日)

 新興国通貨はCOPとRUBを除き対ドルで上昇。米債利回りの低下がサポートとなった。

 KRWは対ドルで0.5%の上昇。
6月の韓国景況判断は製造業が84と前月と変わらず。非製造業は80と前月から上昇。5月の同国鉱工業生産は前年比+1.7%と市場予想を大きく下回った。

 CNYは対ドルで0.6%の上昇。
5月の中国製造業PMIは51.2と市場予想を上回り前月と同じだった。

 THBは対ドルで0.2%の上昇。
4月のタイ製造業生産は前年比1.7%減と市場予想を下振れ。同月同国の設備稼働率指数は53.6と前年同月から低下。同月同国の経常収支は29.1億ドルの黒字と黒字額が市場予想を大きく上回った。

 PHPは対ドルで0.2%の上昇。
4月のフィリピンM3は前年比11.2%増と前月から変わらずだった。

 INRは対ドルで0.2%の上昇。
第1四半期のインドGDPは前年比6.1%増と市場予想を大きく下回り、2014年第4四半期以来の低い伸び。総固定資本形成が同2.1%減と前年割れとなったほか、個人消費も同7.3%増と鈍化したことが響いた。

 IDRはBloombergによると対ドルで変わらず。
4月のインドネシアM2は前年比10.1%増と前月とほぼ同じだった。

 BRLは対ドルで0.7%の上昇。
4月のブラジル失業率は13.6%と市場予想に反し前月から小幅低下。5月のブラジルCNI消費者信頼感は100.6と5カ月ぶりの低水準に低下した。

 MXNは対ドルで0.3%の上昇。
メキシコ中銀はインフレ報告を公表。今年の成長率見通しを1.5~2.5%に上方修正。MXN安とエネルギー価格の上昇によるインフレ圧力の増大に注意を払うとした。同中銀のカルステンス総裁はインフレを予防的に抑制することが重要と指摘。これまでは適切なタイミングでインフレに対し対処してきたとし、金融政策は現在、正常な水準に戻ったとの認識を示した。

 CLPは対ドルで0.3%の上昇。
4月のチリ失業率は6.7%と市場予想通りで、前月から小幅上昇した。

 COPは対ドルで小幅下落。
4月のコロンビア失業率は8.9%と3カ月連続で低下した。

 HUFは対ドルで0.3%の上昇。
4月のハンガリーPPIは前年比+4.4%と8カ月連続で加速した。

 CZKは対ドルで0.9%の上昇。
4月のチェコM2は前年比11.6%増と2009年3月以来の高い伸びに加速した。

 PLNは対ドルで0.3%の上昇。
5月のポーランドCPIは前年比+1.9%と市場予想に反し前月から鈍化した。

 TRYは対ドルで0.5%の上昇。
4月のトルコ貿易収支は49.5億ドルの赤字と赤字額がほぼ市場予想通りだった。

 ZARは対ドルで小幅上昇。
4月の南アフリカ貿易収支は51億ランドの黒字と黒字額が市場予想を下回った。

 RUBは対ドルで0.3%の下落。
5月29日までの週のロシアCPIは前週比+0.1%と前週から小幅加速した。

本日もよろしくお願いいたします。

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