2017年7月28日金曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年7月27日)


 7月27日のロンドン市場はドルがじり高の動きを見せた。

 ドル円は111円台前半から111円台半ば手前へ緩やかに上昇。一方、ユーロドルは1.17ドル台前半から1.17ドルちょうど近辺に下落した。ロンドン市場に入り米債利回りが上昇基調で推移。ドイツ株がマイナス圏で推移しドル円の重石となったが、ドルはじり高の動きを続けた。

 NY市場は取引中盤までドル買い優勢の展開となったが、後半に米国株が下落すると、ドルは売り戻された。

 取引序盤に発表された米新規失業保険申請件数は24.4万件と市場予想を上振れ。同時に発表された6月の米耐久財受注は前月比6.5%増と市場予想を大きく上回り、シカゴ連銀全米活動指数は+0.13と市場予想を下回ったがプラス転換。米指標の結果はマチマチだった。

 指標発表後、ドル買いの動きは一服し、ドル円は111円台半ば手前、ユーロドルは1.17ドルちょうど近辺でそれぞれ小動き。その後、ドル円は111円台前半に下落する場面もあったが、取引中盤に近づき、米債利回りが上昇基調を取り戻すと、ドル円は111円台半ば近辺に反発。ユーロドルは1.16ドル台後半に下落した。

 取引中盤に発表された7月のカンザスシティ連銀製造業指数は+10と市場予想に反し前月から低下。しかしドルは下値が堅く、ドル円は111円台半ば近辺のまま。ユーロドルは1.16ドル台半ばまで下落した。

 取引後半に入りプラス圏で推移していた米国株がマイナス圏に落ち込むと、ドル円は111円ちょうど近辺まで下落。終盤には111円台前半に反発したが上値は抑えられた。一方、ユーロドルは1.16ドル台後半に反発した。
 
 6月の米耐久財受注は比較的強い結果。米国株も高値圏を維持したが、米景気の先行き期待は高まっていない。米債利回りの反発も小幅で、本日東京市場のドル円は111円台前半で方向感に欠ける動きが予想される。

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