2017年7月5日水曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年7月4日)


 7月4日のロンドン市場は取引前半にドルが上昇したが、中盤以降は様子見姿勢が強まった。

 ドル円は取引前半に112円台後半から113円台前半に上昇。東京市場後半に北朝鮮は重大発表として新型ICBMの発射に成功したとの声明を公表。しかし北朝鮮による武力攻撃懸念が後退し、ドル円はドル高・円安の動きとなった。

 ただ取引中盤以降のドル円は113円台前半で動意に乏しく推移。米国債市場が休場ということもあって材料難。時間とともに様子見姿勢が強まった。

 ユーロドルは取引中盤まで下落基調が続き、1.13ドル台後半から1.13ドル台半ばに下落。5月のユーロ圏PPIは前年比+3.3%と市場予想を下回り、5カ月ぶりの低い伸びに鈍化。ユーロの重石となった。取引後半は米金融市場の休場を控え1.13ドル台半ばで動意に乏しく推移した。

 ポンドも取引中盤まで下落基調で推移。ポンドドルは1.29ドル台半ばから1.29ドル台前半に下落した。6月の英建設業PMIは54.8と市場予想を小幅下回った。取引後半のポンドドルは1.29ドル台前半で方向感に欠ける動きとなった。

 NY市場は米金融市場が独立記念日のため休場。円、ユーロ、ポンドはいずれも動意に欠ける展開となった。ドル円は113円台前半、ユーロドルは1.13ドル台半ば、ポンドドルは1.29ドル台前半でそれぞれ推移。ドルカナダは原油先物価格の上昇を受けて取引前半に1.29台後半から1.29台前半に下落。ただ中盤以降は同水準で他通貨ペアと同様に動意に欠ける動きを続けた。

 北朝鮮の重大発表は、事前に予想された範囲の内容だったものの、今後の地政学リスクを高める結果となりドル円の重石になる可能性もある。ただ、米金融市場が休場だったことで、本日東京市場は手掛かり難の展開が予想され、ドル円は113円台前半で動意に欠ける展開が見込まれる。

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