2017年9月14日木曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年9月13日)

 9月13日のロンドン市場は円、ユーロともに方向感に欠ける動き。そうした中、ポンドは英経済指標を受けて下落した。

 ドル円は110円ちょうどを挟んで小幅に上下動。小幅マイナスで始まったドイツ株は取引中盤には前日終値水準に上昇し、米債利回りも小幅ながら上昇。ただ、円売りの動きは続かず、ドル円は上値が抑えられる動きが続いた。

 ユーロドルは取引序盤に発表された第2四半期のユーロ圏雇用が前年比1.6%増と前期と同じ伸びとなったが、指標発表後に1.19ドル台後半から1.20ドルちょうど手前に小幅上昇。取引中盤に発表された7月のユーロ圏鉱工業生産は前年比+3.2%と市場予想通りで、前月から小幅加速。ただ、ユーロドルは米債利回りの上昇もあって1.19ドル台後半に小幅反落。取引後半は同水準での小動きとなった。

 ポンドは下落。8月の英失業率は2.3%と前月と変わらず。7月の英週平均賃金は前年比2.1%増と市場予想を下回り、前月と変わらずだった。指標発表後、ポンドドルは1.33ドル台前半から1.32ドル台後半に下落。その後もポンドは売り優勢の地合い
が続き、取引後半には1.32ドル台半ば近辺まで下落。ただ終盤は1.32ドル台後半に持ち直した。

 NY市場は取引前半にドルが上昇基調で推移。ただ中盤以降は伸び悩んだ。

 取引序盤に発表された8月の米PPIは前年比+2.4%と市場予想を下回ったが、前月から加速。コアPPIも同+2.0%と市場予想を下回ったものの、前月から加速した。

 指標発表後、米債利回りは上昇が続き、ドルは取引中盤に入るまで上昇基調で推移。ドル円は取引中盤に110円台後半に上昇する一方、ユーロドルは1.19ドルを割り込んだ。

 取引中盤に入り、米債利回りは上昇一服。ドル円は110円台後半で小動きとなり、ユーロドルは1.18ドル台後半での推移。取引後半に入り、ドル円は110円台前半に下落する場面もあったが下値は堅く、終盤には110円台半ば近辺に反発。ユーロドルは1.18ドル台後半で上値が抑えられた。

 トランプ米大統領は今回の税制改革で法人税減税の必要性を主張したが、大統領就任当初に掲げていた大幅減税の導入は困難な状況。米景気の先行き期待が大きく高まっているとは言い難い。

 ただ、米10年債利回りが2.20%近辺まで上昇し、ドルも一時の安値から反発。原油先物価格も上昇しており、米債利回りの低下を背景としたドル売りの動きは当面、後退したままだろう。

 ドル円は50日移動平均水準の110.6近辺に上昇。ここが突破されると、次の節目として8月16日の高値である111円ちょうどが意識される。

 本日もよろしくお願いいたします。

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