2018年1月30日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2018年1月29日)


 1月29日のロンドン市場はドルの上値が重くなる展開となった。

 取引序盤はドル円が108円台後半から109円ちょうどに上昇する一方、ユーロドルは1.24ドル台前半から1.24ドルちょうどに下落。ロンドン市場に入り米債利回りは上昇。ドル買い優勢の展開となった。

 しかしその後、米債利回りが伸び悩むと、ドル円は109円ちょうど手前に小幅下落し、ユーロドルは1.24ドルちょうどを挟んで小動き。中盤に入り、米債利回りは再び上昇したが、欧米株は上値の重い動きに。ドル円は108円台後半に下落する一方、ユーロドルは1.24ドル台前半に上昇した。

 取引後半は米債利回りが上昇一服。ドル円は108円台後半で小動き。ユーロドルは1.24ドルちょうどに下落。ECBプラート理事が持続的なインフレにはまだ距離があると発言したことが重石となった。

 NY市場は取引中盤までドル買い優勢。後半はドル売り戻しの動きとなった。

 取引前半のドル円は108円台後半で方向感に欠ける動き。一方、ユーロドルは1.23ドル台半ば近辺まで下落基調で推移。一部メディアはECB関係者の話として、ECB政策担当者はQEを突然終了させるよりも3カ月程度かけてゼロにする方針を堅持していると報道。同報道が伝わるとユーロは売り優勢となった。取引中盤に発表された12月の米個人支出は前月比0.4%増と市場予想通りで、前月分は上方修正。同月のPCEコアデフレータは前年比+1.5%と市場予想通りだった。

 取引中盤に入り発表された1月のダラス連銀製造業活動指数は33.4と市場予想を上回り、2005年12月以来の高水準に上昇。指標発表後、ドル円は109円台前半に上昇。ユーロドルは1.23ドル台後半に反発したが、その後、1.23ドル台半ば手前に下落した。

 取引後半は米債利回りが短期ゾーン中心に低下。ドル円は109円ちょうど近辺に下落。一方、ユーロドルは1.23ドル台後半に上昇した。

 米国株は小幅安となったが、米10年債利回りは一時2.72%台と2014年4月以来の高水準に上昇。ドルの下値を堅くした。ECBの早期QE終了観測は後退した様子。アトランタ連銀の経済モデル「GDPナウ」によると第1四半期の米GDP成長率見通しは4.2増。米景気の先行き期待は高いままだ。本日東京市場でのドル円は109円台前半で底堅い動きが期待される。

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