2018年2月2日金曜日

■新興国通貨の概況(2月1日)

 新興国通貨は対ドルで方向感に欠ける動きとなった。

 KRWは対ドルで0.4%の下落。
1月の韓国CPIは前年比+1.0%、コアCPIは同+1.1%と、ともに市場予想や前月を下振れ。同月同国の貿易収支は37.2億ドルの黒字と黒字額が市場予想を下回ったが、前年同月比では41.1%増。1月の韓国・製造業PMIは50.7と前月から上昇した。

 THBは対ドルで小幅下落。
1月のタイ製造業PMIは50.6と前月から小幅上昇。同月同国CPIは前年比+0.68%、コアCPIは同+0.58%とともに市場予想や前月を下振れ。同月同国の企業景況感は52.2と4カ月ぶりの高水準に上昇した。

 IDRはBloombergによると0.3%の下落。
1月のインドネシア製造業PMIは49.9と前月から上昇。同月同国のCPIは前年比+3.25%、コアCPIは同+2.69%といずれも市場予想や前月を下振れ。同月同国のダナレクサ消費者信頼感は101.8と前月から変わらずだった。

 PHPは対ドルで0.6%の下落。
1月のフィリピン製造業PMIは51.7と前月から大きく低下した。

 CNYは対ドルで0.2%の下落。
1月の中国・財新製造業PMIは51.5と市場予想や前月と同じだった。

 BRLは対ドルで0.5%の上昇。
12月のブラジル鉱工業生産は前年比+4.3%と市場予想を上振れ。1月のブラジル・マークイット製造業PMIは51.2と前月から低下。12月のブラジルCNI設備稼働率が78.0%と前月並みの水準。1月のブラジル貿易収支は27.7億ドルの黒字と黒字額が市場予想を下回った。

 MXNは対ドルで1.4%の上昇。
1月のメキシコ・マークイット製造業PMIは52.6と4カ月ぶりの高水準。一方、同月同国のIMEF指数は製造業が51.2と市場予想や前月を下振れ。非製造業は53.1と市場予想を上回り、昨年6月以来の高水準。12月のメキシコ労働者送金は前年比11.2%増と市場予想を上回った。

 PENは対ドルで小幅上昇。
1月のペルーCPIは前年比+1.25%と市場予想を下回り、2010年5月以来の低い伸びに鈍化した。

 PLNは対ドルで0.7%の上昇。
1月のポーランド・マークイット製造業PMIは54.6と市場予想や前月を下回った。

 HUFは対ドルで1.1%の上昇。
1月のハンガリー製造業PMIは60.9と前月を小幅上回った。

 CZKは対ドルで1.1%の上昇。
1月のチェコ・マークイット製造業PMIは59.8と市場予想を上回り前月と同じ水準。チェコ中銀は市場予想通り政策金利を25bp引き上げ0.75%にすると発表。決定は全会一致。同中銀のルスノク総裁は同中銀の見通しは今年1買いの追加利上げを想定していると発言。ただ利上げのタイミングを予想することは難しいと述べた。

 TRYは対ドルで0.7%の上昇。
1月のトルコ・マークイット製造業PMIは55.7と2015年の統計開始以来の最高を更新した。

 ZARは対ドルで小幅下落。
1月の南アフリカAbsa製造業PMIは49.9と市場予想を上回り、昨年5月以来の高水準。12月の南アフリカ発電量は前年比1.4%増と5カ月連続の前年越え。1月の南アフリカNaamsa自動車販売台数は前年比8.9%減と昨年4月以来の減少率を記録した。

東京地方ではこれからも降雪が続く見込みです。ご出勤される方は、いつも以上にお気を付けください。

本日もよろしくお願いいたします。

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