2018年2月16日金曜日

■新興国通貨の概況(2月15日)

 新興国通貨は対ドルで続伸となった。

 SGDは対ドルで0.4%の上昇。
1月のシンガポール輸出(除く石油)は前年比13.0%増と市場予想を上回り、3カ月ぶりの高い伸びに加速した。

 IDRはBloombergによると対ドルで0.5%の上昇。
1月のインドネシア貿易収支は6.8億ドルの赤字と、市場予想に反し赤字が継続。輸入が前年比26.4%増と急増したことが響いた。インドネシア中銀は市場予想通り政策金利を4.25%で据え置き。同中銀は声明で今年のインドネシア経済は投資がサポートすると指摘。IDR相場はファンダメンタルズに沿った動きとなるよう防衛するとし、現在の金融政策は中立であるとの認識を示した。

 INRは対ドルで0.3%の上昇。
1月のインドWPIは前年比+2.84%と市場予想を下回り、6カ月ぶりの低い伸び。1月のインド貿易収支は163.0億ドルの赤字と赤字額が市場予想を上回り、2013年5月以来の高水準に達した。

 PHPは対ドルで0.3%の上昇。
12月のフィリピン海外労働者送金は前年比7.1%増と市場予想を上回った。

 BRLは対ドルで0.2%の下落。
2月のブラジルIGP-10は前月比+0.23%と市場予想を下回り、前月比マイナスとなった昨年8月以降、最も低い伸びに鈍化。2月11日までのブラジル貿易収支は26.3億ドルの黒字と、前月分の黒字とほぼ同じ水準に拡大。ブラジル中銀は会合議事録(2月8日結果公表分)を公表。次回会合での金融緩和の休止は適切であるとの認識が示されたが、インフレが心地よい水準で低ければ、利下げを再開する可能性があることも指摘された。

 COPは対ドルで0.6%の上昇。
1月のコロンビア消費者信頼感は-5.4と市場予想を下振れ。12月のコロンビア経済活動指数は前年比+1.3%と市場予想を下回り、前月分も同+1.4%に下方修正。第4四半期のコロンビアGDPは前年比1.6%増と市場予想を下回り、3期ぶりの低い伸びに鈍化した。

 PENは対ドルで0.5%の上昇。
1月のペルー失業率は7.3%と市場予想を小幅下回った。

 PLNは対ドルで0.4%の上昇。
1月のポーランドCPIは前年比+1.9%と市場予想通りで前月から鈍化した。

 TRYは対ドルで0.4%の上昇。
11月のトルコ失業率は10.3%と市場予想や前月と変わらず。1月のトルコ中央政府財政収支は16.7億リラの黒字と、黒字額が前年同月比85.4%減となった。2月のトルコ・インフレ期待(12カ月後)は+9.26%と前月並みの高水準を維持した。

 RUBは対ドルで0.5%の上昇。
1月のロシア鉱工業生産は前年比+2.9%と市場予想を上回り、昨年6月以来の高い伸びに加速した。

 ILSは対ドルで0.3%の下落。
1月のイスラエルCPIは前年比+0.1%と市場予想を下回り、4カ月ぶりの低い伸びに鈍化した。

今日は天気図記念日だそうです。通貨ストラテジスト記念日はいつなのでしょうか?

本日もよろしくお願いいたします。

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