2018年2月14日水曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2018年2月13日)


 2月13日のロンドン市場はドルが下落基調で推移した。

 ドル円は取引前半に108円ちょうど近辺から107円台半ばに下落。中盤は107円台半ばを小幅上回る水準に小幅反発となったが、後半には再び107円台半ばに一時下落。終盤は107円台半ばを小幅上回る水準でもみ合いとなった。ロンドン市場に入り米債利回りが低下。日本株に続き欧州株も下落するなど、市場のリスク回避姿勢も強く、ドル円は上値の重い動きが続いた。

 一方、ユーロドルは取引中盤まで1.23ドル台前半で方向感に欠ける動きを続けたが、後半に1.23ドル台半ばに上昇。ポンドドルも取引中盤まで1.38ドル台半ば近辺で推移したが、後半に1.39ドルちょうど近辺に上昇した。取引後半に近づき発表された1月の英CPIは前年比+3.0%と市場予想を上回り、前月と同じ伸び。コアCPIは同+2.7%と市場予想や前月を上回り、BOEによる早期利上げ期待を高めた。

 NY市場はドルが下げ渋り。ただ上値は抑えられたままだった。

 取引前半のドル円は107円台半ば近辺から107円台後半に小幅上昇。ただ上値は抑えられ総じてみれば方向感に欠ける動き。一方、ユーロドルは1.23ドル台半ばから1.23ドル台前半に下落した。この日は米国で主だった経済指標の発表がなく材料難。米債利回りはNY市場に入り上昇基調に転じたが、米国株先物はマイナス圏で推移。ドル買いの動きは限定的となった。

 取引中盤に入り、米債利回りの上昇が一服し、やや低下すると、ドル円は107円台半ばに小幅下落する一方、ユーロドルは1.23ドル台半ば近辺に上昇。後半に入り米債利回りが短期ゾーン中心に上昇し、米国株もプラス圏に浮上すると、ドル円は107円台後半に小幅上昇。一方、ユーロドルは1.23ドル台半ばで上値がやや重くなったが、終盤は1.23ドル台半ばを小幅上回った。

 米国株は小幅プラスとなったが、上げて始まった日本株が下げて終わるなど、世界的に株価は上値が重い状況。NY原油先物価格も60ドル割れのままと、市場のリスク回避姿勢は強い。

 ドル円はサポートとみられた108円台半ばを割り込み、昨年来安値(107.3)が目前。日本株が続落となれば、年初来安値や107円割れを狙う動きも強まりそうだ。107円割れとなった場合、次の節目は105円ちょうど近辺となる。

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