2018年3月24日土曜日

■新興国通貨の概況(2018年3月23日)

 新興国通貨は対ドルで方向感に欠ける展開となった。

 SGDは対ドルで0.2%の上昇。
2月のシンガポールCPIは前年比+0.5%、コアCPIは同+1.7%といずれも市場予想を上回る伸びとなった。

 TWDは対ドルでほぼ変わらず。
2月の台湾鉱工業生産は前年比-1.93%と市場予想に反し、昨年4月以来となる前年割れとなった。

 BRLは対ドルでほぼ変わらず。
3月のブラジルFGV消費者信頼感は92.0と2014年11月以来の高水準に上昇。同月同国のIPCA-15は前年比+2.80%と市場予想や前月とほぼ同じ。2月のブラジル経常収支は2.8億ドルの黒字と黒字額が市場予想を大きく下振れ。同月同国の海外直接投資は47.4億ドルと市場予想を小幅上回った。

 MXNは対ドルで0.5%の上昇。
1月のメキシコ経済活動指数は前年比+2.15%と市場予想を上回った。

 CLPは対ドルで変わらず。
2月のチリPPIは前年比+6.2%と2016年11月以来の低い伸びに鈍化した。

 HUFは対ドルで0.3%の上昇。
第4四半期のハンガリー経常収支は1.97億ユーロの黒字と、黒字額が3年ぶりの低さに縮小した。

 PLNは対ドルで0.4%の上昇。
2月のポーランド失業率は6.8%と市場予想通りで前月から小幅低下した。

 TRYは対ドルで1.2%の下落。
USD/TRYは一時4.03台後半と過去最高値(TRYは過去最安値)を更新した。

 RUBは対ドルで小幅上昇。
ロシア中銀は大方の予想通り政策金利を25bp引き下げ7.25%にすると発表。同中銀は声明でインフレは予想より長期にわたり4%未満にとどまっており、中立の金融政策への回帰を加速させることが可能になると指摘。年内には金融政策が中立的な状態に戻るとの見方を示した。同中銀のナビウリナ総裁は利下げは緩やかに続けられる見込みで、現時点では利下げ局面が終了したわけではないとの見方を示した。

よい週末をお過ごしください。

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