2018年3月13日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2018年3月12日)

 3月12日のロンドン市場はユーロが下落する一方、円は方向感に欠ける展開となった。

 ユーロドルは取引序盤に1.23ドル台前半から1.23ドル台半ば手前に小幅上昇。ロンドン市場に入り、米長期債利回りが小幅低下。ユーロドルはドル売り優勢となった。しかし、米長期債利回りが下げ止まると、ユーロドルは1.23ドル台前半に反落。中盤は同水準でもみ合ったが、後半は下落基調となり、終盤には1.23ドル割れとなった。

 ドル円は取引前半に106円台後半から106円台半ば近辺に小幅下落。その後は106円台半ばでの膠着感強く推移した。欧州株はプラス圏で推移となり、ドル円をサポートした。

 NY市場はドルが売り優勢の展開となった。

 この日は米国で経済指標の発表がなく材料難。米国株先物がNY市場に入ると上げ幅を縮める動きとなり、米債利回りもじり安。取引前半のドル円は106円台半ばで上値が重くなり、ユーロドルは1.23ドル台前半に上昇した。

 取引中盤に入ると、ドル円は106円台半ば、ユーロドルは1.23ドル台前半で、それぞれ小動き。後半に入り、米長期債利回りが一段と低下すると、ドル円は106円台前半と、この日の安値を更新。しかし、終盤は106円台半ば手前に持ち直した。ユーロドルは1.23ドル台半ば手前まで上昇したが、終盤は1.23ドル台前半で伸び悩んだ。

 財務省による決裁文書書き換え問題について、麻生財務相は自身の辞任を否定。安倍政権継続期待が高まり、ドル円は大きな下落を回避した。

 ただ米国株、米債利回りともに伸び悩みの様相が濃くなっており、ドルは方向感に欠ける動き。今夜発表の2月の米CPIの結果を見極めたいとの見方もあるとみられ、本日東京市場のドル円は様子見姿勢が続くと予想される。

0 件のコメント:

コメントを投稿