2018年3月27日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2018年3月26日)


 3月26日のロンドン市場はユーロが上昇。一方、円は方向感に欠ける展開となった。

 ユーロドルは1.23ドル台後半から1.24ドルちょうど近辺に上昇。東京市場後半から上昇していた米債利回りは、ロンドン市場に入ると上昇一服。米国株は先週末終値水準で推移し、ユーロの下値を支えた。取引後半にドイツ連銀のバイトマン総裁は2019年半ばの利上げは非現実的ではないと発言。ECBの金融政策正常化はまもなく始まるとも述べ、ユーロ買いの動きをサポートした。

 ドル円は105円ちょうど近辺で小動き。取引中盤に105円ちょうどを割り込む場面もあったが、円買いの動きは続かず。欧州株が底堅く推移したこともあってドル円は下値の堅い動きとなった。

 NY市場はユーロが底堅く推移する一方で、円は取引終盤に下落した。

 取引序盤はドルがじり高の動きとなり、ドル円は105円台前半に小幅上昇。ユーロドルは1.24ドルちょうどに小幅下落した。

 その後、発表された2月のシカゴ連銀全米活動指数は+0.88と市場予想を大きく上回り、4カ月ぶりの高水準。ただ市場の反応は限定的で、ドル円は105円台前半、ユーロドルは1.24ドルちょうど、でそれぞれ反応薄。取引中盤に近づき米債利回りが低下すると、ドルは売り優勢となり、ドル円は105円ちょうどを小幅上回る水準で上値が重くなり、ユーロドルは1.24ドル台前半に上昇した。

 取引中盤に発表された3月のダラス連銀製造業活動指数は+21.4と市場予想を下回り、4カ月ぶりの低水準。指標発表後も米債利回りは低下を続け、ドル円は105円割れへと下落。ユーロドルは1.24ドル台半ばへと上昇した。

 ただ、取引中盤に入り、米国株が上げ幅を広げる展開に。米債利回りも上昇基調に転じ、ドル円は105円台を回復。ユーロドルは1.24ドル台半ばで上値が抑えられた。

 取引後半に入っても米国株は上昇基調で推移。米債利回りは長期ゾーンで上昇が続き、ドル円は一時105円台半ばまで上昇。しかし終盤は105円台半ば手前で上値が抑えられる動き。ユーロドルは1.24ドル台半ばで膠着感強く推移した。

 一部メディアは、NY市場中盤、北朝鮮の金委員長が中国を訪問していると報道。ただ中国での滞在期間や会談相手など詳細は不明とされた。日系メディアは、北朝鮮の要人用とみられる列車が中朝国境の丹東を通過した可能性があると報じた。

 米国株は反発したものの、自律反発の域を出ない印象。米債利回りも下値は堅いものの一段高の勢いを感じず、米景気の先行き期待は後退したままと思われる。

 ドル円は105円を上抜けしたものの、日足ベースでみれば下落トレンドは継続。シカゴ日経平均先物は2万1千円を下回ったままで、ドルの一段高を期待しがたい。本日東京市場のドル円は方向感に欠ける動きが予想される。

0 件のコメント:

コメントを投稿