2018年3月29日木曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2018年3月28日)


 3月28日のロンドン市場は円が下落。一方、ユーロとポンドは方向感に欠ける動きとなった。

 ドル円は取引序盤に105円台後半から105円台半ばに小幅下落。ロンドン市場に入り米債利回りが低下。ドイツ株も下げて始まり、ドル円を下押しした。

 しかし取引中盤に近づき、米債利回りは下げ止まり。ドル円も105円台半ば近辺で下値が堅くなった。取引中盤に入ると下げていたドイツ株が下げ幅を縮める動きに。米債利回りもじり高に転じ、ドル円は106円第前半まで上昇基調で推移した。

 一方、ユーロドルは1.24ドルちょうど近辺で小動き。ポンドドルは取引序盤に1.41ドル台後半から1.41ドル台半ばに下落したが、その後、1.41ドル台後半に反発。取引後半に1.41ドル台半ばに小反落となったが、下値は堅く、ユーロドルと同様に動意に欠ける動きとなった。

 NY市場はドルが上昇基調で推移した。

 取引序盤に発表された第4四半期の米GDP(確報値)は前期比年率2.9%増と市場予想や二次速報値を上振れ。個人消費が同4.0%増となり全体を押し上げた。ただコアPCEデフレータは同+1.9%と二次速報値から変わらずだった。

 指標発表後、ドル円は106円台前半で反応薄となったが、ユーロドルやポンドドルはドル買い優勢に。ユーロドルは1.23ドル台前半、ポンドドルは1.41ドルちょうどまで、それぞれ下落した。

 取引中盤に近づき発表された2月の米中古住宅販売制約指数は前月比+3.1%と市場予想を上回ったが、前月分は同-5.0%と小幅下方修正。指標発表後、ドル円は106円台前半で変わらず。ユーロドルは1.23ドル台半ばにやや持ち直し、ポンドドルは1.41ドルちょうどで反応薄だった。

 取引中盤に入り米債利回りが上昇基調に転ずると、ドルは対円で上昇。ドル円は106円台半ば近辺に上昇したが、ユーロドルは1.23ドル台半ば、ポンドドルは1.41ドルちょうどでそれぞれ小動きを続けた。

 取引後半に入り米債利回りは上昇一服。しかし米ホワイトハウスが米朝首脳会談のプロセスは前進しているとの見方を示し、ドル円は107円ちょうどと3月13日以来の高値に上昇。しかし終盤には106円台後半に反落した。ユーロドルは1.23ドルちょうど近辺、ポンドドルは1.40ドル台後半に、それぞれ下落した。

 米債利回りは方向感に欠ける動きとなったが、ドル買いの動きは継続。ドル円は一時107円ちょうどまで上昇した。

 ただ米国株は上値が抑えられるなど、米景気の先行き期待が強まっているわけではない様子。米中間の通商交渉に関する報道などでドルが売り戻される可能性も否定できない。本日東京市場のドル円は106円台後半で方向感に欠ける動きが予想される。

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