2018年3月30日金曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2018年3月29日)


 3月29日のロンドン市場は、イースター休暇入りを前に、円やユーロなど主要通貨が動意に乏しい展開となった。

 ドル円は106円台半ばを小幅上回る水準で小動き。終盤に106円台半ばに小幅下落した。取引前半に米債利回りが低下し、ドル円の上値が重くなる場面もあったが下値は堅い動き。米債利回りが下げ止まった取引中盤以降のドル円は膠着感の強い動きとなった。

 ユーロドルは1.23ドルちょうどを小幅上回る水準で方向感に欠ける動き。終盤に1.23ドル台前半に小幅上昇したが上値は抑えられた。取引序盤に発表された3月のドイツ・ザクセン州CPIは前年比+1.5%と前月より加速。その後発表された3月のドイツ失業者数は1.9万人減と市場予想を上回る減少となったが、いずれに対してもユーロの反応は限定的だった。取引終盤に発表された3月のドイツCPIは前年比+1.6%と市場予想を下振れ。しかし、これに対してもユーロは反応薄だった。

 NY市場はユーロの上値が重くなる一方、円は底堅く推移した。

 取引序盤に発表された米新規失業保険申請件数は21.5万件と市場予想を下回り、1973年1月以来の低水準。同時に発表された2月の米個人支出は前月比0.2%増と前月と変わらず。コアPCEデフレータは前年比+1.6%と前月から小幅加速した。

 しかし米指標に対する反応は限定的。ドル円は106円台半ばで膠着感の強い動きを続けたが、その後、106円台半ば手前に小幅下落。ユーロドルは1.23ドル台前半で方向感に欠ける動きとなった。

 取引中盤に近づき発表された3月のミシガン大消費者信頼感(確報値)は101.4と市場予想や速報値から下振れ。ドル円は106円台前半、ユーロドルは1.23ドルちょうど近辺に、それぞれ下落した。

 取引後半に入り米国株が上げ幅を広げると、ドル円は106円台半ば近辺、ユーロドルは1.23ドルちょうど近辺でそれぞれ持ち直した。

 欧米勢はイースター休暇を前に様子見姿勢を強める展開。連休前ということもあって米債は買い優勢。米10年債利回りは2.73%台と2月6日以来の低水準に低下した。

 米長期債利回りの低下を背景にドル円は上値の重い動き。ただ欧米株はプラスとなり、日本株もプラスで始まる見込み。本日東京市場のドル円は、ゴトウビ需要がサポートとなるものの、年度末ということもあって様子見姿勢の強い展開が予想される。

0 件のコメント:

コメントを投稿