2018年4月4日水曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2018年4月3日)


 4月3日のロンドン市場はドル買い優勢の展開となった。

 ドル円は106円ちょうどから106円台前半に小幅上昇。ロンドン市場に入り米債利回りが上昇。取引中盤に入り米債利回りは伸び悩んだが、ドル円はじり高の動きを続けた。

 ユーロドルは1.23ドル台前半から1.23ドルちょうど近辺に下落。取引前半に発表された3月のドイツ製造業PMI(確報値)は58.2と速報値から小幅下方修正。ユーロの重石となった。

 ポンドドルは取引中盤まで1.40ドル台後半で方向感に欠ける動き。取引中盤に近づき発表された3月の英製造業PMIは55.1と市場予想を上回り、前月並みの水準を維持。ポンドをサポートした。しかし取引後半に入ると、ポンドドルは1.40ドル台前半に急落。終盤に1.40ドル台半ば近辺に反発したが、上値は抑えられた。

 NY市場は取引前半にドルが一段高。その後もドルは高値圏で推移した。

 この日は米国で経済指標の発表がなく材料難。ただ米債利回りはNY市場に入るとじり高の動き。ドル円は106円台半ばに上昇し、ユーロドルは1.22ドル台半ば近辺に下落するなど、ドル高の動きとなった。

 しかし取引中盤に入ると米債利回りの上昇は一服。ドル円は106円台半ば、ユーロドルは1.22ドル台後半で、それぞれ小動きとなった。

 取引後半に入ると米国株が上げ幅を広げ、米債利回りも小幅高。ドル円は106円台後半に上昇する一方、ユーロドル1.22ドル台後半で上値が抑えられる動きとなった。

 米トランプ大統領は、米大手ネット小売企業に対しSNSを通じた批判を続けたまま。米国株の上値を抑えたとの見方もあるが、為替市場は米債利回りの上昇に素直に反応する形でドル高となった。

 ただ米長期債利回りは2月上旬の水準を抜け出しておらず、米景気の先行き期待が高まっているとは言い難い状況。市場のリスク回避姿勢は一服したが、ここからさらにドル買いの動きが続くとは言い切れない。3日のドル円は3月30日や4月2日の高値を上抜けし、底入れを感じさせる動き。3月28日には抜けきれなかった107円ちょうどを本日東京市場で突破できるか注目したい。

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