2016年10月29日土曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年10月28日)


 10月28日のロンドン市場は、円、ユーロが小動きとなる一方でポンドは下落した。ドル円は105円台前半で上値が抑えられる展開。下げて始まったドイツ株は下げ幅を縮める動きとなったが、米債利回りは長期債中心にじり安の動き。ただ、この日発表される米GDPの結果を見極めたいとの思惑もあり、ドル円は様子見姿勢が続いた。

 ユーロドルは取引前半こそ1.09ドル台前半で小動き。中盤には1.09ドルちょうど近辺に小幅下落したが、後半は再び1.09ドル台前半に上昇した。10月のユーロ圏景況感は106.3と市場予想を上回り、年初来高値を更新。ユーロ圏景気の持ち直しが確認された。

 ポンドドルは取引前半に1.21ドル台後半でもみ合い。しかしアイルランド中銀のレーン総裁が、英国がEUから離脱した後に英企業がEUと同様の規制を受けることがなければ、金融活動の多くが英国から移行する可能性があると指摘。同総裁の発言が伝わると、ポンドドルは1.21ドル台前半に急落。後半は同水準で上値の抑えられる動きを続けた。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年10月28日)

 新興国通貨は対ドルでマチマチ。東欧通貨が対ドルで上昇する一方、中南米通貨は下落した。

 KRWは対ドルで0.2%の下落。11月の韓国景況判断は製造業が72、非製造業が73といずれも前月から悪化した。

 TWDは対ドルで変わらず。第3四半期の台湾GDPは前年比2.06%増と市場予想を上回り、6四半期ぶりの高い伸びに加速した。

 PHPは対ドルで小幅上昇。9月のフィリピン銀行貸出は前年比16.4%増と4カ月ぶりの高い伸びに加速した。

 BRLは対ドルで1.1%の下落。10月のブラジルIGP-Mは前年比+8.78%と市場予想を小幅下回り、昨年9月以来の低い伸び。10月のブラジルCNI消費者信頼感は104.4と4カ月連続で改善した。

 CLPは対ドルで小幅上昇。9月のチリ鉱工業生産は前年比-0.2%と市場予想を小幅上回ったが、再び前年割れ。同月同国の小売売上高は同7.4%増と市場予想を大きく上回り、5カ月ぶりの高い伸び。同月同国の失業率は6.8%と市場予想に反し前月から改善した。

 COPは対ドルで1.0%の下落。コロンビア中銀は市場予想通り政策金利を7.75%で据え置き。同中銀は今年の成長率見通しを従来の2.3%から2.0%に下方修正した。

 HUFは対ドルで0.8%の上昇。9月のハンガリーPPIは前年比-2.6%と低下率が前月から縮小した。

 RUBは対ドルで0.5%の下落。ロシア中銀は市場予想通り政策金利を10.00%で据え置き。同中銀は声明で政策金利は今年末まで据え置き続ける意向を表明。インフレの鈍化は一時的な要因によるところが大きく、インフレ期待の鈍化は不安定であると指摘。来年の4%インフレ目標が未達となる可能性は残されているとの認識を示した。

 ZARは対ドルで0.3%の上昇。9月の南アフリカ財政収支は39.4億ランドの赤字と3カ月連続の赤字となった。

良い週末をお過ごしください。

2016年10月28日金曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年10月27日)


 10月27日のロンドン市場は、ユーロ、ポンドが対ドルで買い優勢の展開となった。ポンドドルは取引前半に1.22ドルちょうど近辺から1.22ドル台後半に上昇。第3四半期の英GDPは前年比2.3%増と市場予想を上回り、3期連続で加速。ポンド買いの動きを後押しした。取引中盤に入り、ポンドドルは1.22ドル台前半に反落したが、後半に発表された10月の英CBI小売売上高指数が+21と市場予想を大きく上回り、昨年9月以来の高水準を記録すると、ポンド再び買い優勢。ポンドドルは1.22ドル台後半に上昇後、終盤は1.22ドル台半ば近辺で推移した。

 ユーロも対ドルでじり高の動きとなり、ユーロドルは1.09ドルちょうど近辺から1.09ドル台前半に上昇。9月のユーロ圏M3は前年比5.0%増と市場予想を下回った。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年10月27日)

 新興国通貨は対ドルで軟調な動き。米債利回りが上昇する一方、原油先物価格は伸び悩み、新興国通貨の重石となった。

 CNYは対ドルで0.2%の下落。9月の中国工業利益は前年比7.7%増と7カ月連続の前年越えとなった。

 SGDは対ドルで0.3%の下落。第3四半期のシンガポール失業率は2.1%と市場予想を下回った。

 BRLは対ドルで0.8%の下落。9月のブラジル失業率は11.8%と市場予想に反し前月から変わらず。9月のブラジル税収は前年比0.5%減と2カ月連続の前年割れだった。

 COPは対ドルで0.4%の上昇。9月のコロンビア小売業信頼感は23.5、同月同国の鉱工業信頼感は2.5と、いずれも前月から悪化した。

 HUFは対ドルで小幅下落。9月のハンガリー失業率は4.9%と市場予想を上回り、前月から変わらなかった。

 TRYは対ドルで1.0%の下落。10月のトルコ経済信頼感は80.6と前月から低下。9月のトルコ外国人観光客数は前年比32.8%減と大幅減少が継続。10月21日までの週の非居住者によるトルコ国債取引は1.89億ドルの売り越しと3週連続の売り越しとなった。8月のトルコ住宅価格指数は前年比+14.1%と2カ月連続で小幅加速。トルコ中銀はインフレ報告を公表。来年のインフレ見通しは6.0%から6.5%に上方修正。リラ安による物価上昇圧力が高まる可能性を指摘した。同中銀は会合議事録(10月20日結果発表分)を公表。第3四半期のトルコ景気は著しく減速したと指摘。予想以上に金融状態が引き締められた場合、預金準備率などを使い緩和状態に調整する可能性があるとの指摘もあった。

 ZARは対ドルで0.2%の上昇。9月の南アフリカPPIは前年比+6.6%と市場予想を下回り、2カ月連続で鈍化した。

 ILSは対ドルで0.2%の下落。イスラエル中銀は市場予想通り政策金利を0.10%で据え置き。同中銀は声明でインフレが目標レンジの上限に達する可能性が強まっていると指摘。ただ緩和的な金融政策は当面、続けられるとの見通しを示した。

 RUBは対ドルで小幅上昇。10月21日のロシア金・外貨準備高は3913億ドルと前週とほぼ同じだった。

本日東京地方では午後から雨に変わるとの予報。気温も低いままのようですので、服装も秋モードでお願いいたします。

2016年10月27日木曜日

明日の夜まで続くと思われるドル円105円の壁

 10月に入り、ドル円はじり高の動きを続けているが、105円の壁を突破できないままでいる。ドル円は9月下旬に一時100円ちょうど近辺まで下げたが、その後は上値を切り上げる展開に。9月の米ISM製造業景況指数が51.5と市場予想を上回ると、ドル円は103円ちょうど近辺と9月14日以来の高値に上昇。9月の米雇用統計が発表される前日(10月6日)には104円ちょうど近辺と1カ月ぶりの高値に達した。

 しかし9月の米雇用統計が市場予想に対しやや弱い結果となると、ドル円は103円割れ。週明け11日には104円台を回復したものの、その後は一進一退の動きのまま。昨夜のNY市場では104円台半ば近辺まで上昇したが、本日(27日)の東京市場では104円台半ばで伸び悩んでいる。

 いくつかのテクニカル分析ではドル円にドル買い・円売りのサインがついている。たとえば移動平均線をみると、50日移動平均は10月4日、100日移動平均は10月6日、120日移動平均は10月24日に、それぞれ上抜け。一目均衡表では、10月5日にドル円の終値が雲を上抜け、10月7日には転換線が基準線を越えた。

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年10月26日)


 10月26日のロンドン市場はドルが上値の重い動きとなった。ドル円は104円台前半で方向感に欠ける動き。米長期債利回りはロンドン市場に入ると上昇基調に転じたが、ドイツ株は取引前半に下げ幅を広げる動き。取引中盤に入り、ドル円は一時104円ちょうど近辺に下落する場面がみられた。後半に入り、ドル円は104円台前半に反発したが、上値は抑えられた。

 一方、ユーロドルは取引中盤まで上昇基調が続き、1.09ドルちょうど近辺から1.09ドル台前半に上昇。後半は同水準で小動きとなった。この日はユーロ圏主要国で主だった経済指標の発表がなく、やや材料難だったが、ユーロドルはユーロ買い優勢だった。

 ポンドドルもユーロドルと同じように取引中盤まで上昇基調が続き、1.21ドル台後半から1.22ドルちょうどを上抜け。後半は1.22ドルちょうどを小幅上回る水準を維持しての推移が続いた。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年10月26日)

 新興国通貨は対ドルで下落。原油先物価格はNY市場後半に反落。米債利回りが底堅く推移したこともあり、新興国通貨は売り戻し優勢となった。

 KRWは対ドルでほぼ変わらず。10月の韓国消費者信頼感は101.9と昨年12月以来の高水準に上昇した。

 SGDは対ドルでほぼ変わらず。9月のシンガポール鉱工業生産は前年比+6.7%と市場予想を大きく上回り、2014年3月以来の高い伸びに加速した。

 THBは対ドルで0.2%の下落。9月のタイ貿易収支(通関ベース)は25.5億ドルの黒字と黒字額が市場予想を小幅下振れ。輸出は前年比3.4%増と市場予想に反し前年越えを維持したが、輸入が同5.6%増を市場予想を上回る伸びを示した。

 BRLは対ドルで0.9%の下落。10月23日のブラジルFIPE・CPIは前月比+0.18%と市場予想を小幅上回振れ。10月のブラジルFGV消費者信頼感は82.4と6カ月連続で上昇し、2014年12月以来の高水準に上昇。同月同国のFGV建設コストは前月比+0.17%とほぼ市場予想通り。9月のブラジルPPI製造業は前年比+0.64%と2011年以降で最も低い伸び。9月のブラジルローン残高は前月比0.2%減と再び減少となった。

 MXNは対ドルで1.0%の下落。9月のメキシコ貿易収支は16.1億ドルの赤字と赤字額が市場予想を大きく上回る水準。輸出が前年比1.4%増と伸び悩んだことが響いた。8月のメキシコ経済活動IGAEは前年比+2.93%と市場予想を上回り、4カ月ぶりの高い伸びに加速した。

 RUBは対ドルで1.1%の下落。10月24日のロシアCPIは前週比+0.2%と前週から加速した。

ネットの自動広告で、ハードディスク内のデータ修復に関する広告が多数表示されるようになりました。近い将来のPC故障を示唆しているのかもしれません。

2016年10月26日水曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年10月25日)


 10月25日のロンドン市場はドル円が底堅く推移した。ドル円は取引中盤まで104円台半ば手前で膠着感の強い動き。後半に入り、米債利回りが上昇すると、ドル円は104円台半ばを小幅上回ったが、終盤は104円台半ば近辺で上値が抑えられた。

 ユーロドルは1.08ドル台後半で方向感に欠ける動き。10月のドイツIFO企業景況感は110.5と市場予想を上回り、2014年4月以来の高水準を記録すると、ユーロが強含む場面もあったが、ユーロ買い一巡後は上値の重い動きに転じた。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年10月25日)

 新興国通貨は対ドルで続伸。米債利回りの伸び悩みがサポートとなった。

 KRWは対ドルで0.2%の下落。第3四半期の韓国GDPは前年比2.7%増と市場予想を小幅上振れ。民間消費は前期比0.5%増と前期から減速し、輸出寄与度は-0.6%だった。

 BRLは対ドルで0.3%の上昇。ブラジル中銀は会合議事録(10月20日結果発表分)を公表。利下げ幅はインフレの目標レンジへの収束の自信次第と指摘。ブラジル景気は短期的には当初の見通しを下回っているとの指摘もあった。9月のブラジル経常収支は4.7億ドルの赤字と赤字額が市場予想を大きく下振れ。同月同国の海外直接投資は52.3億ドルと市場予想を下回ったが、経常収支赤字を大きくカバーした。

 MXNは対ドルで0.2%の上昇。8月のメキシコ小売売上高は前年比8.9%増と市場予想を大きく上回り、前月から加速した。

 ZARは対ドルで1.0%の上昇。8月の南アフリカ先行指標は93.3と昨年6月以来の高水準を記録した。

 PLNは対ドルで変わらず。9月のポーランド失業率は8.3%と市場予想を下回り、1991年5月以来の低水準に達した。

 TRYは対ドルで0.2%の上昇。10月のトルコ企業景況感は103.8と市場予想を大きく下振れ。同月同国の設備稼働率も76.4%と市場予想を下回った。

 HUFは対ドルでほぼ変わらず。ハンガリー中銀は市場予想通り政策金利を0.90%で据え置き。ただコリドー金利の上限である貸出金利は10bp引き下げられ1.05%となった。同中銀は声明で現在の政策金利水準はインフレ目標と整合的であると指摘。ただインフレが弱くなれば、追加緩和に踏み切る準備はできているとした。

最近、アップルとパイナップルを同時に見ると、ペンで刺したくなります。

2016年10月25日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年10月24日)



 10月24日のロンドン市場はドルが欧州通貨に対してやや軟調に推移した。ユーロドルは1.08ドル台後半で下値の堅い動きを続け、終盤には1.09ドルちょうど近辺に上昇。10月のドイツ製造業PMIは55.1、ユーロ圏製造業PMIは53.3といずれも市場予想や前月を上回る結果となり、ユーロをサポートした。

 ポンドドルは取引前半に1.22ドル台前半から1.22ドル台半ば近辺に上昇後、再び1.22ドル台前半に下落するなど、やや荒い値動き。ただ中盤に入り再び1.22ドル台半ば近辺に反発した。後半に発表された10月の英CBI製造業受注指数は-17と市場予想を下回り、8カ月ぶりの低水準に低下すると、ポンドドルは1.22ドル台半ば手前で上値が抑えられた。

 ドル円は104円ちょうど手前でもみ合い。ドイツ株は取引序盤に上昇したが、米債利回りは動意に欠ける展開。ドル円は様子見姿勢が強かった。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年10月24日)

 新興国通貨は対ドルで買い優勢。中南米通貨の上昇が目立った。

 TWDは対ドルで0.2%の下落。9月の台湾失業率は3.93%とほぼ市場予想通りで前月とほぼ同じ。9月の台湾鉱工業生産は前年比+5.02%と市場予想を小幅下回ったが、2カ月連続の前年超えを記録した。

 SGDは対ドルで変わらず。9月のシンガポールCPIは前年比-0.2%、コアCPIは同+0.9%と、いずれも市場予想通りの結果だった。

 BRLは対ドルで1.2%の上昇。USD/BRLは3.12台と8月10日以来のBRL高水準に達した。ブラジル中銀の週次エコノミストサーベイでは年末までのインフレ見通しが下方修正され、USD/BRL見通しも3.20に下方修正された。10月23日までのブラジル貿易収支は18.7億ドルの黒字と黒字拡大ペースが前月から鈍化した。

 CLPは対ドルで1.1%の上昇。9月のチリPPIは前年比-4.2%と低下率が前月から拡大した。

 MXNは対ドルで0.2%の上昇。9月のメキシコ失業率は3.85%と市場予想を上振れ。10月上旬のメキシコCPIは前年比+3.09%と市場予想通りだった。

 HUFは対ドルで小幅下落。10月のハンガリー消費者信頼感は-20.3と6カ月ぶりの低水準に悪化。同月同国の企業景況感は+1.0と2013年12月以降の最低を更新した。

 CZKは対ドルでほぼ変わらず。10月のチェコ企業景況感は14.3と前月から変わらず、同月同国の消費者信頼感は6.5と今年1月以来の高水準に改善した。

 TRYは対ドルで変わらず。9月のトルコ住宅販売は前年比17.8%増と昨年6月以来の高い伸びを記録した。

日本プロ野球のドラフトでは指名されませんでしたが、大みそかに毎年放映される紅白歌合戦の司会者に指名されても大丈夫なように今から準備しておきます。

2016年10月24日月曜日

来年3月末まで底堅い動きが予想されるインドネシア・ルピア(IDR)

 インドネシア中銀は20日、政策金利(7日物リバースレポ金利)を25bp引き下げ4.75%にすると同時に、翌日物預金ファシリティー金利(FSBI)と翌日物貸出ファシリティー金利も25bp引き下げると発表した。Bloomberg調査によると、予想回答者26名中14名が政策金利の5.00%での据え置きを予想する一方で、残り12名が25bpの利下げを見込むなど、市場関係者の間では見方が分かれていた。

 インドネシア中銀としては、利下げができるうちに利下げを進めておきたいとの意向があったのだろう。9月のインドネシアCPIは前年比+3.07%と、同中銀のインフレ目標レンジ(4.0%±1.0%)の下限付近だが、8月(同+2.79%)からは小幅加速した。インドネシア中銀は今後のインフレが目標レンジの下限付近で推移するとみているが、原油価格の上昇効果に加え、ベース効果が剥落するため、CPIの前年比は今後、加速気味とならざるを得ない。

 貿易収支黒字は拡大基調で推移しているが、徐々に頭打ちとなるだろう。9月のインドネシア輸入は前年比2.26%減と、市場予想に反し前年割れを続ける結果となったが、景気の持ち直しや原油価格の上昇を背景に減少率が縮小している。一方、同月同国の輸出は、前年比0.59%減と伸び悩んだまま。中国景気の伸び悩みやインドネシア・ルピア(IDR)高を背景に輸出が増加基調を強めるとは期待しにくい。

2016年10月23日日曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2016年10月21日)



 10月21日のロンドン市場はドル円の上値の重さが目立った。ドル円は取引前半に104円ちょうど近辺から103円台後半に下落。中盤には小幅ながらさらに下落し、取引後半も103円台後半での推移を続けた。米債利回りは取引後半に小幅高となったが、ドイツ株は前日終値水準で小動き。ドル円は円買い優勢の動きとなった。

 ユーロドルは取引前半に1.09ドルちょうど近辺から1.08ドル台後半と3月10日以来の安値に下落。しかし後半には1.09ドルちょうど近辺に一時反発。その後も1.09ドルちょうど手前での推移を続けた。この日はユーロ圏主要国で主だった経済指標の発表がなく材料難。ECBの量的緩和期限の延長期待が強まったものの、ユーロ売りの動きは一服した。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2016年10月21日)

 新興国通貨は一部を除き対ドルで下落。東欧通貨の軟調ぶりが目立った。

 MYRは対ドルで変わらず。9月のマレーシアCPIは前年比+1.5%と市場予想に反し前月と同じ伸びだった。

 BRLは対ドルで0.5%の下落。10月のブラジルIPCA-15は前年比+8.27%とほぼ市場予想通りで前月から鈍化した。

 TRYは対ドルで0.7%の下落。10月のトルコ消費者信頼感は74.04と2カ月連続で低下した。

よい週末をお過ごしください。