2017年10月14日土曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年10月13日)


 10月13日のロンドン市場はドルが底堅く推移した。

 ドル円は112円台手前から112円台前半へと上昇基調で推移。ロンドン市場に入り、米長期債利回りは上昇。欧州株は前日終値水準を挟んでの小動きから、後半に上昇基調で推移。ドル円上昇をサポートした。

 ユーロドルは取引序盤に1.18ドル台半ば手前から1.18ドル台前半に下落。エストニア中銀のハンソン総裁は金融緩和は維持される必要があると発言。ユーロを下押しした。ただ、その後、ユーロ売りの動きは続かず、ユーロドルは取引中盤まで1.18ドル台前半で小動き。しかし後半には1.18ドルちょうど近辺に下落。米債利回りの上昇に反応した。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2017年10月13日)

 新興国通貨は対ドルで上昇した。

 SGDは対ドルで0.2%の上昇。
第3四半期のシンガポールGDPは前期比年率6.3%増と市場予想を大きく上回り、3期ぶりの高い伸び。シンガポールMASは市場予想通りS$NEERの傾きをゼロのままにするといった金融政策の現状維持を決定。声明では、これまで続けられていた「緩和的な金融政策を当面、続ける」との文言が削除された。

 CNYは対ドルで小幅上昇。
9月の中国貿易収支は284.7億ドルの黒字と黒字額が市場予想を下回り、前年比29.5%減となった。

 PENは対ドルで0.2%の上昇。
ペルー中銀は市場予想通り政策金利を3.50%で据え置き。同中銀は声明でインフレは今後数カ月、鈍化を続ける見込みで、インフレ期待は目標レンジ内での推移が続いていると指摘。中銀メンバーはインフレに関するデータを注視し、必要があれば金融政策調整を実施する準備が出てきているとした。

 COPは対ドルで0.3%の上昇。
8月のコロンビア鉱工業生産は前年比-3.1%と市場予想を上回る低下。同月同国の小売売上高は同1.2%減と市場予想に反し前年割れとなった。コロンビア中銀は会合議事録(9月30日結果発表分)を公表。メンバーの過半は現在の政策金利水準が中立水準付近にあると認識。インフレ、需給ギャップ、経常収支赤字に関する新しい情報が得られるまで動きを止めるべきとの認識も示された。

 PLNは対ドルで0.5%の上昇。
9月のポーランド・コアCPIは前年比+1.0%と市場予想を小幅上回り、2014年6月以来の1%台に加速した。

 よい週末をお過ごしください。

2017年10月13日金曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年10月12日)


 10月12日のロンドン市場はポンドが下落。円やユーロも対ドルで軟調に推移した。

 ポンドドルは取引中盤まで1.32ドル台半ば近辺で上値がやや重く推移。後半に入り、米債利回りの上昇を背景にポンドドルは1.32ドル台前半に下落。終盤に近づき、英国のEU離脱担当官であるEU側のバルニエ氏が会見で英国とEUの交渉は暗礁に乗り上げた状態であると発言すると、ポンドは売りが先行。ポンドドルは1.31ドル台前半まで急落した。

 ユーロドルは1.18ドル台後半から1.18ドル台半ば近辺へと小幅下落。8月のユーロ圏鉱工業生産は前年比+3.8%と市場予想を上回り、前月分も同+3.6%へと上方修正。しかし米債利回りの上昇でユーロドルは上値の重い動きとなった。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2017年10月12日)

 新興国通貨は対ドルで方向感に欠ける動きとなった。

 MYRは対ドルで変わらず。
8月のマレーシア鉱工業生産は前年比+6.8%と市場予想を上回り、2015年1月以来の高い伸びに加速した。

 SGDは対ドルで小幅上昇。
8月のシンガポール小売売上高は前年比3.5%増と市場予想を上回り、昨年3月以来の高い伸びに加速した。

 INRは対ドルで小幅上昇。
9月のインドCPIは前年比+3.28%と市場予想を下回り、前月分も小幅下方修正。8月のインド鉱工業生産は同+4.3%と市場予想を上回り、5カ月ぶりの高い伸びに加速した。

 MXNは対ドルで0.9%の下落。
8月のメキシコ鉱工業生産は前年比-0.5%と低下率が市場予想を下振れ。メキシコ中銀は会合議事録(9月29日結果発表分)を公表。複数のメンバーは追加利上げの可能性を排除すべきでないと発言。ただ過半のメンバーは賃金からのインフレ上昇圧力は見られないと指摘し、CPIがピークに達したとみていることも判明した。

 PENは対ドルで0.2%の上昇。
8月のペルー貿易収支は3.7億ドルの黒字と黒字額がほぼ市場予想通りだった。

 ZARは対ドルで0.5%の上昇。
8月の鉱物生産量は前年比6.9%増と市場予想を大きく上回り、5カ月ぶりの高い伸びとなった。

 RUBは対ドルで0.2%の上昇。
8月のロシア貿易収支は66.1億ドルの黒字と黒字額が市場予想を上回った。

隣の同僚のランチがここ数カ月サラダばかりなので、私の今日のランチはカツ丼にしようかと思います。

 本日もよろしくお願いいたします。

2017年10月12日木曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年10月11日)


 10月11日のロンドン市場は取引前半にドルが軟調。中盤はやや持ち直したが、後半は上値が抑えられた。

 ドル円は取引前半に112円台半ば手前から112円台前半に下落。ロンドン市場に入り米債利回りが低下。欧州株は前日終値水準で小動きとなり、ドル円はじり安の動きとなった。

 中盤に入り米債利回りが下げ止まると、ドル円も112円台前半で小動き。後半は米債利回りが小幅反発したことで、112円台前半で持ち直したが、終盤はシカゴ連銀のエバンス総裁が金融緩和策継続の必要性に言及すると、米債利回りが再び低下。ドル円は112円台前半で上値の重い動きに転じた。